レタス|野菜

レタスは食卓では脇役になりがちですが、効能を知るとメインディッシュにとり入れたくなる食材。レタスには美肌作り、アンチエイジング、ダイエットに役立つさまざまな効能があります。玉レタス・サニーレタス・リーフレタス・サラダ菜・サンチュなど色々な種類があるので、料理によって使い分けてレタスのシャキシャキ食感を楽しみましょう。

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レタスの栄養

カリウム

カリウムは体内の過剰なナトリウムを排出して水分濃度を正常に保ち、むくみや高血圧の予防に役立つと言われています。

ビタミンA(β-カロテン)

皮膚や粘膜の健康を維持して肌荒れ対策に働いたり、髪の健康維持や視力の強化を助けると言われています。β-カロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換するので、過剰症の心配はありません。

但し、ビタミンAをサプリメントで摂取する場合は過剰症の危険があるので、1日の規定量を守って飲むようにしましょう。

ビタミンC

シミ・しわなど肌トラブルの改善、コラーゲンの生成を助けると言われています。また、細菌やウィルスを撃退して風邪やアレルギーの予防に役立ちます。

レタスの効能

美肌効果

美肌作りに欠かせないβ-カロテン。レタスの中でも特に豊富なのが、リーフレタスで、普通のレタスの約9倍も含んでいます。さらに、シミ・しわなどの肌トラブル改善に働くと言われるビタミンCも含まれます。

〈100gあたりのβ-カロテン量〉
リーフレタス 2300μg、サニーレタス 2000μg、レタス 240μg

アンチエイジング

レタスに含まれるビタミンEは新陳代謝を促進することで血行を改善させるため、アンチエイジングに効果が期待できます。加熱による栄養損失が少ないため、加熱調理に向きます。また脂溶性ビタミンなので、油との相性も抜群です!

レタスのおいしい食べ方

レタスは、葉がみずみずしく、ハリのあるものを選びましょうキャベツ白菜は、持った時にずっしりと重いものを選びますが、レタスは葉の巻きがふんわりとしていて軽いものが新鮮です。

保存方法

水気を切って、ビニール袋に入れるか、ラップでくるんで冷蔵庫で保存しましょう。濡らしたキッチンペーパーを芯にあてるとみずみずしさが保てます。

おすすめレシピ

レタスとザーサイのスープ 
レタスのシャキシャキ感を楽しむには、さっと調理することがポイント。他の材料に火が通ってから、さっと煮る程度にして、あまり火を通しすぎず仕上げましょう。

■レタスしゃぶしゃぶ
サラダ以外にも、鍋の具材にすると、かさが減るのでたくさん食べることができます。レタスをさっと温かい鍋汁に通して、シャキシャキ感を楽しみましょう。

 

レタスはおかずやサンドイッチなどの脇役として活用されることが多いですが、効能を知るとメインディッシュとして食卓に並べたくなりませんか。生だけでなく、鍋やスープ、チャーハンなどの具材として加熱調理にも使える万能食材です。ぜひ、さまざまな料理にとり入れてみてくださいね。

 

【参考・参照】
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報〈https://hfnet.nibiohn.go.jp/〉(最終閲覧日:2020/05/19)
文部科学省 食品成分データベース〈https://fooddb.mext.go.jp/index.pl〉(最終閲覧日:2020/05/19)

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