あけび|果物

9~10月に旬を迎えるあけび。希少性が高く一般に広く出回ることは少ない果物ですが、実は栄養もおいしさもたっぷり詰まっているあけびについてお伝えします。

あけびの栄養成分と効果

ビタミンC

ビタミンCは、コラーゲンの生成を促すことで美肌効果があったり、免疫力を上げてくれるため風邪予防に繋がったりと体内のさまざまなところで働いてくれているビタミン。
またストレスを感じるとビタミンCの消耗が激しくなってしまうため、ストレス社会を生きる現代人にはとっても大切な栄養素の1つです。
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葉酸

葉酸ビタミンB12と関わり合いながら赤血球を作り出しています。そのため、葉酸の不足も貧血の一因に。
また、胎児の神経管が正常に発育する上で欠かせないという働きも持っているため、妊娠中は妊娠前の2倍の量の摂取が望まれます。
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カリウム

カリウムは身体の余剰な水分を排泄してくれる働きを持ち、ナトリウムの摂りすぎによるむくみの解消や高血圧症などに効果があります。また、筋肉の働きを正常に保つ上で欠かせない栄養素でもあります。

あけびのおいしい食べ方

あけびは「果肉」と「果皮」とに分けて食べることができます。
果肉は甘いですが、果皮にはやや苦みがあるため、野菜のように調理に用いると美味しさを引き立てることができます。

果肉のおすすめレシピ

■そのままたべる
白くぷるんとしたゼリー状の果肉は、そのままでおいしく食べることができます。その場合、果肉の中に小さな種がたくさん入っているので、種は出しながら食べましょう。
■あけびジャム
あけびにはジャムなどにとろみをつける際に用いられる「ペクチン」という食物繊維の一種が豊富に含まれています。
鍋で果肉と砂糖を1:1、お好みでレモン汁を少々加えて鍋で煮詰めれば、簡単にあけびの食感を生かしたジャムが出来ますよ。

果皮のおすすめレシピ

■あけび・チャンプルー
果肉をくりぬき半月切りにしたら、ごま油を熱したフライパンで炒めます。そこへ木綿豆腐を加え、しょうゆ・顆粒だしで味を調えます。最後に溶き卵を回し入れ、混ぜるように炒め、最後に鰹節を乗せて完成です。
■あけびみそ焼き
魚焼きグリルに縦ぎりにしたあけびを並べ、味噌と白ごまを乗せて味噌に焼き色がつくまで焼くだけの簡単レシピ。お好みで刻んだ大葉を乗せても美味しいですよ。

 

きれいな紫色の見た目の中にはたっぷりの栄養とおいしさが詰まったあけび。
見かけた際はぜひ一度手に取ってみてくださいね。

海外の菜食者(ベジタリアン)に興味を持ちベジタリアニズム発祥の地ともいわれるイギリスへ留学。
国内外で得た菜食に関する知識やスキルを活かしながら「食を通して心もカラダも健康に」をモットーに
料理教室の主宰、商品開発、コラム執筆などを行う。
MY Nutrient

安川 舞由子

栄養士・フードスペシャリスト
安川 舞由子

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