肌のビタミン【ビタミンB6】

ビタミンB6は魚類や肉類、野菜などに多く含まれています。水溶性ビタミンのため、一度にたくさん摂っても体内に貯蔵されないので、毎日の食事からバランスよくとり入れるようにしましょう。

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ビタミンB6の働き

  • 肌のバリア機能を高める
  • 主にタンパク質の代謝を助ける
  • 脳内神経伝達物質の合成を助ける
  • 生理痛の改善

ビタミンB6の推奨量

ビタミンB6の推奨量は、男性(18歳以上)の1.4mg/日、女性(18歳以上)は1.1mg/日です。

不足が続いた場合

「肌のビタミン」と呼ばれるように、不足すると、肌荒れニキビなどトラブルを招きます。また、ビタミンB6は、タンパク質の代謝に必要不可欠な補酵素として働いていて、タンパク質食品の摂取量が増えるとビタミンB6の必要量も増えます。
ですが、ビタミンB6は、大腸の腸内細菌(ビフィズス菌など)によっても作られるため、欠乏症はあまりみられません。

ビタミンB6が多く含まれる食材・食事

ビタミンB6が多く含まれる食材は以下の通りです。

肉類 牛レバー 0.89mg
肉類 鶏ささみ 0.62mg
魚類 みなみまぐろ 1.08mg
魚類 かつお 0.76mg
魚類 さんま 0.54mg
アボカド(1個 250g) 0.73mg
さつまいも(1個 250g) 0.65mg
バナナ(1本 150g) 0.57mg
ピスタチオ(30g) 0.37mg

※特に記載のないものは、食品100gあたりの含有量を表示しています。

他にも、鶏レバー・さばいわし・にんにく・きなこ・あおのりなどに含まれています。

 

【参考・参照】
厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版)〈https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html〉(最終閲覧日:2020/5/14)
文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)〈https://fooddb.mext.go.jp〉(最終閲覧日2022/6/21)

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