肌のビタミン【ビタミンB6】
公開日:2014年08月15日
ビタミンB6は魚類や肉類、野菜などに多く含まれています。水溶性ビタミンのため、一度にたくさん摂っても体内に貯蔵されないので、毎日の食事からバランスよくとり入れるようにしましょう。
ビタミンB6の働き
- 肌のバリア機能を高める
- 主にタンパク質の代謝を助ける
- 脳内神経伝達物質の合成を助ける
- 生理痛の改善
ビタミンB6の推奨量
ビタミンB6の推奨量は、男性(18歳以上)の1.4mg/日、女性(18歳以上)は1.1mg/日です。
不足が続いた場合
「肌のビタミン」と呼ばれるように、不足すると、肌荒れ・ニキビなどトラブルを招きます。また、ビタミンB6は、タンパク質の代謝に必要不可欠な補酵素として働いていて、タンパク質食品の摂取量が増えるとビタミンB6の必要量も増えます。
ですが、ビタミンB6は、大腸の腸内細菌(ビフィズス菌など)によっても作られるため、欠乏症はあまりみられません。
ビタミンB6が多く含まれる食材・食事
ビタミンB6が多く含まれる食材は以下の通りです。
肉類 牛レバー | 0.89mg |
肉類 鶏ささみ | 0.62mg |
魚類 みなみまぐろ | 1.08mg |
魚類 かつお | 0.76mg |
魚類 さんま | 0.54mg |
アボカド(1個 250g) | 0.73mg |
さつまいも(1個 250g) | 0.65mg |
バナナ(1本 150g) | 0.57mg |
ピスタチオ(30g) | 0.37mg |
※特に記載のないものは、食品100gあたりの含有量を表示しています。
他にも、鶏レバー・鮭・さば・いわし・にんにく・きなこ・あおのりなどに含まれています。
【参考・参照】
厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版)〈https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html〉(最終閲覧日:2020/5/14)
文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)〈https://fooddb.mext.go.jp〉(最終閲覧日2022/6/21)