ダイエット失敗の原因かも?本気でやせたい人が改めたい「NG認識」5つ

「ダイエットは短期勝負」「食べなければやせる」といった認識を持っていませんか?短期的には効果が期待できるかもしれませんが、無理なダイエットは失敗やリバウンド、体調不良を招く原因に。
健康的に理想の体型に近づくためにも、ダイエットと正しく向き合うことが大切です。
今回はダイエットについての「NG認識」を5つ紹介します。当てはまるものがある方は、ぜひマインドチェンジしてみましょう!

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ダイエットを失敗させるNG認識5つ

考えを改めたい、ダイエットに関するNG認識の例と、それに対してどのように向き合っていくとよいかをお伝えします。

NG認識①ダイエットは短期勝負

「1カ月で10kgやせる」などと、短期間で高い目標設定をしてしまっていませんか?

短期間でやせようとして、極端な食事制限や激しい運動を行うと、長続きしなかったり、体調を崩してしまったり。またその後、反動でドカ食いしてしまったり、筋肉量が減ってしまったりすると、リバウンドの原因にもなります。

ダイエットは低めの目標を設定して、ゆっくりと体重を減らすことが成功の秘訣です。具体的には、3~6カ月の間に現体重の3%程度の減量を目標にすると、リバウンドしにくいといわれています。目標設定について、改めて見直してみましょう。

NG認識②炭水化物の多いもの(主食)は太る

米やパン、麺などの炭水化物を含む主食は「太る」と思っていませんか?

確かに、主食は1食あたり200~300kcalほどあるため、食べすぎた場合は太る原因になります。しかし、主食は大切なエネルギー源です。カラダや脳が元気に働くために必要であり、抜いてしまうと「元気が出ない」「イライラする」といったことにつながりかねません。

また主食を抜くと血糖値が上がりにくく、お腹が空きやすくなってしまうため、ドカ食いやリバウンドを招きやすくなり、ダイエットが長続きしない原因にもなってしまいます。

適量であれば、主食はダイエットの強い味方となってくれます。ぜひ主食を避けすぎずに、上手に付き合うようにしましょう。

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NG認識③食べなければやせる

ダイエットには極端な食事制限が必要だと思っていませんか?「野菜とサラダチキンだけ」「スープだけ」といった、食べないダイエットは要注意です。

極端なダイエットはドカ食いやリバウンドの原因になったり、栄養不足でイライラや集中力低下を招きやすくなったりする恐れがあります。またカラダに必要な栄養素が不足して、思わぬ不調を生んでしまうことも。

ダイエットは無理なく続けられる「ゆる制限」のほうが、ストレスが少なく続けやすいものです。バランスよく食べて、食事全体のカロリーを見直すようにしてみましょう。

NG認識④間食は悪いものである

間食は絶対にダメと思い、我慢をしてストレスをためてしまっていませんか?我慢ばかりのダイエットは、なかなか長続きしないものです。

適度な間食は、つらい空腹感を抑えてくれて、次の食事のドカ食いを防ぐ効果が期待できます。できればチョコレートやクッキーなどのお菓子を食べるのではなく、フルーツやヨーグルトなどのカロリー控えめで栄養補給できるものがベストです。カロリーの目安は150~200kcal以内だと、ダイエットがうまくいきやすくなります。温かい飲み物と一緒に食べるようにすると、満足感もアップしますよ。

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NG認識⑤毎日きっちりやらないといけない

決めたルールを毎日きっちり守らないといけない…と思っていませんか?ルールを守るのは大切なことではありますが、完璧にやろうとすると、続かなかったり、挫折してしまったりといった原因になってしまいます。

決めたルールは「8割くらい守ればOK」というくらいのほうが、気軽に続けやすいものです。「できなかった日もあってOK!」「〇曜日はお休みにする!」などと、ゆとりを持ったルール作りをするのもよいでしょう。

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改めたい認識を5つ紹介しましたが、当てはまるものはありましたか?ダイエットは長期戦になるので、無理なく続けられる方法を見つけるのが成功への近道です。ぜひ参考にしてみてくださいね。

【執筆者】
管理栄養士。病院、保健センター、保育園で幅広い年代の栄養サポートに携わる。現在はフリーランス管理栄養士として、ライターやレシピ制作を中心に活動中。あすけんではコラム執筆などを担当している。HP:https://hirotachihiro.com/

広田 千尋

管理栄養士
広田 千尋

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