ダイエット中に実践!空腹感を紛らわすテクニック6つ
ダイエット中に襲ってくる、つらい空腹感。つい、食欲を抑えられずにドカ食いしてしまったり、なかなか寝付けなくなったりという経験がある人も多いのではないでしょうか。 そこで、空腹感を抑えるコツと、満足を得られやすいヘルシーな間食について解説します。
空腹感を紛らわすテクニック6つ
1.本物の食欲かを見極める
おいしそうなスイーツなどを目すると、急にお腹が空いたような感覚になりませんか? これは、本当にお腹が空いているわけではなく、視覚や嗅覚が刺激されて起こる感覚的な食欲です。無性に食べたいと思ったら、5分だけ時間をおいて、本当に空腹なのか考えてみましょう。 お菓子やジュースを目が届くところに置かないようにし、買い置きも控えるとニセの食欲を抑えやすくなりますよ。
2.歯磨きをして、口の中をきれいにする
5分たってもお腹が空いていると感じたら、歯ブラシ・デンタルフロスなどを使って丁寧に口の中をきれいにしてみましょう。せっかくきれいにした口の中を汚したくないという気持ちが生まれ、余計な間食を防げます。好みの味のデンタルペーストを使うのも、口寂しさを紛らわせるよい方法です。
3.ガムを噛む
ダイエットを成功へ導く食生活のポイントとして、食事はよく噛み、ゆっくり食べることが挙げられます。これは何かを噛むということで満腹中枢に働きかけ、空腹感を減らし食べすぎを防ぐことができるためです。ガムは低カロリーであり、食べると太るという心配もほぼありません。せっかく噛むなら、虫歯の原因にならないキシリトール配合のものを選んでみましょう。
4.趣味に集中する
何かに集中して気を紛らわすことで、ある程度の空腹感を抑えることができます。
あえて「食欲」から遠ざかるような読書や手芸などの趣味をしてみましょう。自分の好きなことであれば何でもOK。時間を忘れて打ちこめる素敵な趣味を味方につけましょう。
5.気分転換に”軽い運動”をする
食事と食事の間にお腹が空くのは、食後に上がった血糖値が下がるため。血液中のブドウ糖が減ることで、脳がエネルギー不足を感じて空腹のサインを発し、お腹が空いたと感じます。その空腹サインを抑えてくれるのが、軽い運動。
運動をすると、アドレナリンという神経伝達物質が分泌されます。アドレナリンは、肝臓に蓄えられたブドウ糖を使って血液中に糖を補い、空腹のサインをストップ。空腹感を感じたらすぐにできる「その場足踏み」や「踏み台昇降」など、手軽にできる運動をとり入れてみてください。
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6.入浴をする
空腹時に入浴すると、内臓に集まっていた血液が全身に行きわたります。すると、胃酸の分泌が抑えられ、空腹感を落ち着かせることができます。 このとき、入浴から食事までの時間は30分以上あけるようにしてください。というのは、消化に必要な血液を胃へ集めるのに時間がかかってしまい、消化がスムーズにいかなくなってしまうから。また、空腹過ぎるときの入浴は、貧血を引き起こすことも。十分に注意してくださいね。
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どうしても食べたくなったら何を選ぶべき?
ホットミルク
牛乳はタンパク質が豊富な飲みもの。タンパク質のDIT(食事誘発性熱産生)は、3大栄養素の中で最も高いため、消化吸収の過程で体温が上がり、1日の消費エネルギーの増加に繋がります。
また、温かい飲み物は、冷たい飲み物より飲み干すのに時間がかかるので、満足感が得やすくなります。不足しがちなカルシウムを補給できるのもうれしいポイント。
野菜スープ
野菜をよく噛むことが満腹感をもたらします。コンソメスープのようなあっさりした味付けのものを選び、具材は海藻やきのこなどがおすすめ。
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どんなときに間食をしてしまうのかを記録すると、クセや惰性で食べているパターンを見つけられます。ときには、あすけんアプリの食事記録を見直してみるのもよいかもしれませんよ。
【執筆者】
コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。
管理栄養士
衞藤敬子
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