話題のヘルシーフード!ヘンプシードのすごい効果とは

スーパーフードとして欧米で注目されているヘンプシード(麻の実のナッツ)。日本人の食生活にはあまり馴染みのない食材ですが、その栄養価は高く、美容や健康に効果を発揮してくれる食材です。ヘンプシードの効能や楽しみ方をお伝えします。
Shelled hemp seeds

そもそも、ヘンプシードってなあに?

ヘンプシードは「麻の実」のこと。実は大麻草から採れる実なのです。大麻と聞くとビックリしますが、麻薬として害があるのは葉や穂の部分で、実の部分はとても栄養価が高く、宇宙食としても採用されるほどのスーパーフードです。乾燥した実を砕いたり、パウダーにしたり、ヘンプオイルとして加工されたりして料理に活用されています。

ヘンプシードに期待できる効果

便秘改善

豊富な食物繊維が、腸内環境を整えます。特に多く含まれる不溶性食物繊維が、腸を刺激したり有害物質を排出したりすることで、便秘改善と併せて肌荒れなども予防します。

ダイエット効果

ヘンプシードは、必須脂肪酸のオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸を3:1という理想値に近いバランス(理想値は4:1)で含んでいます。特にオメガ3脂肪酸は、脂肪燃焼の促進中性脂肪を減らす働きがあります。ダイエット中は意識的に脂質制限をすることもありますが、ヘンプシードはダイエットを後押しする良質の油に富んでいるので、ダイエット中におすすめです。

美肌効果

肌や皮膚の粘膜を健康に保つビタミンA肌のハリを保つコラーゲン生成を助けるビタミンC、活性酸素や過酸化脂質などの老化物質の生成を防ぐビタミンE、腸内環境を整えて美肌作りをサポートする食物繊維などをバランスよく含みます。これらの栄養素が、肌の乾燥や老化を防ぎ、美しい肌を維持する手助けをします。
⇒肌荒れとおさらば!美肌をサポートする食べ物8つ

貧血対策

ヘンプシードはが豊富。鉄は酸素を全身に運搬するヘモグロビンの材料になり、銅は鉄の利用を促進する働きがあります。貧血だけでなく、冷え性やお肌のくすみ改善にも繋がります。
⇒日本人が不足しがちな鉄分を上手に摂る方法

アレルギー緩和

脂っこい料理の摂り過ぎは、アレルギーやアトピーなどの症状を抱えやすくなるため、オメガ3脂肪酸を積極的に摂ることが大切。オメガ3脂肪酸が豊富なヘンプシードを摂ることで、アレルギーなどのトラブルを緩和することが期待できます。
⇒アレルギーやアトピーに効果的なEPA

その他、免疫力アップや味覚を正常に保つなど、さまざまな効果を期待できます。

ヘンプシードのおすすめの食べ方

ヨーグルト+ヘンプシードパウダー

プレーンヨーグルトにヘンプシードパウダーをトッピングすることで、タンパク質カルシウム・食物繊維が補え、手軽な朝食や間食に。ヘンプシードパウダーはきな粉のように活用できます。甘みを足す場合は、はちみつ・黒糖・オリゴ糖などをかけたり、ビタミンCを豊富に含む旬の果物ドライフルーツを入れたりするのがおすすめです。

トッピング

玉ねぎにんじんじゃがいもなどお好みの野菜と、タンパク源として豆類・魚介類・肉類などを煮込んだスープに、ヘンプシードをトッピングすると味のアクセントになります。胡麻のようにおかずやサラダなどのトッピングに利用することで、味や食感を楽しむことができ、栄養価も高まります。

パン+チーズ+ヘンプシード

チーズにヘンプシードをトッピングすると、ナッツ入りチーズのように楽しめます。
⇒ダイエッター必見!間食におすすめのチーズ5選

 

ヘンプシードは輸入食品店やオーガニック食材のお店でスーパーフードとして人気商品になっています。お料理だけでなくパンやお菓子作りの材料などにも手軽に使えそうですね。ヘンプシードのパワーを上手にとり入れて楽しんでみましょう。

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