夏の肌ダメージにサヨナラ!食事でできる秋のお肌改善法

暑い夏が終わり、秋向けの肌対策にシフトしていく頃ですね。この時期になると、夏の間、肌に受けたダメージがじわじわと出ていませんか?秋特有の肌荒れの原因と食事でできる肌の改善法(美肌対策)をご紹介します。

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秋に起こる肌荒れの原因

夏に受けた紫外線ダメージ

夏に海や山へ遊びに行った際に受けた日焼けだけでなく、通勤・通学・家事の合間に浴びた少しの紫外線も肌へのダメージに繋がります。一度に受けた紫外線は少量でも、毎日となると、肌への負担は積み重なっていきます。

室内と室外の気温差で感じた肌ストレス

オフィスや電車・デパート・公共施設の室内は冷房がきいていて、肌寒く感じることもありますが、一度外に出ると気温は高く、カラダが火照るほどです。この気温差を日中に何度も繰り返していると肌への負担が大きく、肌荒れの原因になります。

夏の肌ダメージにサヨナラ!秋にすべき美肌対策5つ

1.旬の野菜・果物をとる

旬の野菜や果物には、栄養素がぎゅっと詰まっています。ビタミン・ミネラルが豊富に含まれている季節の野菜・果物は、肌のダメージの回復を助けてくれます

2.肌のターンオーバー(新陳代謝)を良くする栄養素をとる

タンパク質:肌の細胞を構成する栄養素です。低脂肪・高タンパクの食材がおすすめです。
ビタミンA:肌荒れやかさつきを予防します。
ビタミンB2B6:皮膚や粘膜を健康に保ちます。
ビタミンC:コラーゲンの合成に働き、肌のハリを保ちます。
ナイアシン:皮膚の代謝を促します。
ビタミンE:抗酸化作用があり、活性酵素からカラダを守ります。

3.良質な油をとる

良質の油は、細胞の老化による肌のたるみやしわを予防する働きがあります。
普段の食事に、マグロさんまいわしさばなどの魚の油の成分であるオメガ3脂肪酸や、オリーブオイル・米油・ごま油・シソ油などの良質な油をとり入れて、カラダの酸化を防ぎましょう。

4.発酵食品をとる

発酵食品の味噌・漬物・納豆きのこヨーグルトなどをとり入れて、腸内環境を整えることで、美肌対策に役立ちます。

5.良質の睡眠をとる

睡眠はカラダを休め、肌のターンオーバー(新陳代謝)を促します。規則正しい食生活を送ることで、良質な眠りへと導きます。

 

夏の肌のダメージは外側からと内側からのケアが大切です。内側からの対策には良質な食生活が欠かせません。今回ご紹介した内容を毎日の食生活にとり入れて、トラブルの改善に繋げてくださいね。

【執筆者】
コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。

衞藤敬子

管理栄養士
衞藤敬子

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