牡蠣|魚介類
公開日:2014年09月14日
冬が旬の牡蠣は、「海のミルク」といわれるほどビタミン・ミネラルがたっぷり含まれ、栄養が豊富なことで有名です。風邪をひきにくくしたり、肝機能を強化したりするなどの健康効果が期待できます。
栄養成分と効果
カルシウム
カルシウムは、健康な骨や歯を保つのに欠かせないミネラルです。しかし、日本人のカルシウム摂取量は不足気味。骨粗鬆症を防ぐためにも積極的に摂るようにしましょう。
⇒不足しがちなカルシウムを補うコツ
鉄
鉄は、貧血防止には欠かせない栄養素です。ビタミンCと組み合わせると吸収率がよくなります。レモンやすだちとあわせて食べるのもおすすめです。
亜鉛
牡蠣の代表的な栄養素は「亜鉛」といって過言でないほど、多く含まれています。味覚障害の予防や免疫機能の向上、新陳代謝や成長促進に欠かせません。
ビタミンB12
ビタミンB12には、造血作用があり、タンパク質やDNAの合成、脂肪の代謝などの働きがあります。
グリコーゲン
主に肝臓や筋肉に存在していて、エネルギーとしてすぐに使われるので、疲労回復に効果的。
タウリン
肝機能強化に効果的なタウリン。肝臓の解毒作用を向上させるので、飲みすぎで肝臓が疲れているときにもってこい。また、視力を正常に保つ働きもあります。
牡蠣のおいしい食べ方
牡蠣を洗う場合は大根おろしをかけて軽くもみ洗いすると、牡蠣のひだの汚れがキレイに落ちます。レモンを搾って食べると、栄養の吸収が高まりますよ。
低脂質でたくさんの栄養成分が含まれている牡蠣。生食用・加熱用がありますので、処理・調理には気をつけてくださいね。
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