梅干し|調味料・その他

梅干しは日本独自の伝統食品です。多くの利用法があり、弁当やおにぎりの具として腐敗防止に使ったり、魚料理には臭み消しとして役立ったりします。その他にも、食欲増進・疲労回復など健康に良いことも知られています。

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梅干しの栄養成分と効果

クエン酸

クエン酸は、体内でのエネルギー代謝を効率的に行うために欠かせない成分。しっかりとり入れることで、エネルギー代謝が活発になり、疲労回復を早めることが期待できます。さらにタンパク質糖質脂肪効率よくエネルギーに変換したり、カルシウム吸収を上昇させたりする効果もあります。

梅干しのおいしい食べ方

梅は酸味が強く毒素もあるので生食せず、梅干し・梅酒・梅ジャムなどに加工して利用するのが一般的です。本来は塩分が約20%と高い食品ですが、最近では8%前後の減塩の梅干しも多く出回っています。

梅干を使ったおすすめレシピ

■いわし梅しそ揚げ
3枚におろし、4等分にしたいわしを酒・しょうゆ・生姜汁で下味をつけます。種を除いた梅干しを細かく叩いていわしに塗り、青じそで巻きます。天ぷら粉でカラリと揚げて出来上がりです。

■エビときゅうりの梅肉和え
エビは酒と塩をふり、熱湯で火を通しておきます。きゅうりは薄切りにし、塩で揉んでしんなりさせます。エビときゅうりを梅肉・だし汁・しょうゆで和えていただきましょう。

 
梅干しは健康食品といえども、食べ過ぎは胃酸の分泌過剰や塩分の摂り過ぎに繋がります。梅干し1個(15g)の塩分量は約2g高塩分なので、減塩のものを選んだり、食べるなら1日1~2個までと決めたりするなどして、上手に料理にとり入れてみましょう。

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