キャベツ|野菜類

キャベツは、1年中手に入れることができ、身近な野菜の1つです。サラダやスープ、炒め物などさまざまな料理で活躍しています。また、ダイエットでも食べられることが多い野菜です。今回は、キャベツの栄養とその効果、おいしい食べ方についてあすけん栄養士がご紹介します。

キャベツ

キャベツの栄養成分と効果

ビタミンK

ビタミンKは血液の凝固に関わるビタミンです。ケガをしたときなどに、自然に止血するように血液が固まる働きを促進します。骨の形成にも関わり、骨の健康のために大切なビタミンの1つです。さらに、動脈の石灰化を抑える作用もあります。

葉酸

葉酸は、赤血球を作り出す働きがあり貧血を防ぎます。また、お腹にいる赤ちゃんの発育に関わる栄養素で、神経管閉鎖障害の発症リスクを下げるため、妊娠前や妊娠中に積極的に摂るのがおすすめです。最近では動脈硬化の危険因子とされている血清ホモシステインの増加を抑える働きが注目されています。

ビタミンC

ビタミンCは皮膚や粘膜の健康維持を助け、抗酸化作用があります。また、ビタミンCが不足すると、倦怠感や疲労感を感じやすくなります。私たちは体内でビタミンCを作ることができないため、食べ物などから摂る必要があります。

ビタミンU

キャベツから発見されたビタミンに似た働きをする物質で、「キャベジン 」という別名も有名です。ビタミンUのUは潰瘍(ulcus)の意味で、文字通り胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治療や予防に用いられています。水溶性で熱に弱い性質を持っています。

キャベツのおいしい食べ方

春から初夏にかけて収穫されたものは「春キャベツ」、冬に収穫されたものは「冬キャベツ」と呼ばれています。春キャベツは、やわらかく甘みがあるので、サラダなど生食で食べるのがおすすめです。反対に冬キャベツは葉がしっかりとしているため、煮崩れしにくく加熱調理が向いています。

餃子

キャベツ・ニラ豚ひき肉にんにくなどを一緒にこねて、餃子の皮で包んで蒸し焼きにします。餃子は完全栄養食と言われるほど、さまざまな栄養を摂ることができます。一緒にわかめスープやサラダなどと食べると、食物繊維や不足しているビタミン・ミネラルも取り入れることができ、さらにバランスがアップします。また、餃子は脂質が多くなりがちですが、キャベツやニラなどの野菜を多くし、豚ひき肉を減らすことで脂質を抑えることができます。

キャベツの塩昆布和え

キャベツと塩昆布とごま油を混ぜ合わせるだけで、簡単に副菜を作れます。サラダチキンやツナ、にんじんきゅうりを入れたり、昆布の代わりにわかめや韓国のりを使ったりとさまざまなアレンジができ、ごまや糸唐辛子を入れるのもおすすめです。

 

どんな食べ方でもおいしいキャベツ。低カロリーでお腹も膨れやすく、食物繊維で急激な血糖値の上昇も防いでくれるダイエットに心強い食材です。たくさんの量を生で食べるのは大変ですが、火を通すことで量を減らすだけでなく、芯なども柔らかくなり食べやすくなります。市販でも千切りキャベツなどが売られており、手軽に普段の食事にプラスできるので、ぜひ取り入れてみてください。

▼カロリー計算▼
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<参考・参照>
食品成分データベース〈https://fooddb.mext.go.jp/〉(最終閲覧日2024/05/29)
「健康食品」の安全性・有効性情報 ビタミンについて〈 https://hfnet.nibiohn.go.jp/vitamin/detail178/ 〉(最終閲覧日2024/05/29)

【執筆者】
大学で栄養学を学び栄養士の資格を取得。子どもを産み、自身の体型や食事が子どもに与える影響から、食事の重要性を再確認し、食を通じて多くの人の健康やダイエットのサポートしたいと考え、現在はあすけんコラム執筆の他、栄養価計算やメニューデータの整備などを行う。

井﨑 夏紀

栄養士
井﨑 夏紀

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