カリフラワー|野菜

ブロッコリーと形がよく似ているカリフラワー。秋から冬にかけて旬を迎えます。白い色が特徴ですが、最近はオレンジ色や紫色などのカラフルな品種も見かけるようになり、食卓を華やかに彩ってくれます。そんなカリフラワーの栄養効果をご紹介します。

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カリフラワーの栄養成分と効果

ビタミンC

カリフラワーに豊富な栄養素は何といってもビタミンC茹でたカリフラワー100gで1日の必要量の半分以上がとれるほどです。カリフラワーのビタミンCは加熱による損失率が少なく、茹でた後のビタミンC量はブロッコリーよりも多くなります。更に、茎より花の部分にビタミンCが多く含まれるとされています。

カリウム

カリウムには体内の余分なナトリウムを排出する作用があります。むくみの改善や高血圧予防などに働くとされています。

葉酸

葉酸は、赤血球を作ったり、DNAやタンパク質の合成を助けるビタミンで、妊娠中に欠かせない栄養素。茹でたカリフラワー100gで、1日の必要量の1/3以上摂ることができます。

食物繊維

水に溶けにくい不溶性食物繊維が水溶性食物繊維より豊富に含まれています。腸で水分を吸収して便の量を増やしたり、腸の運動を活発にしたりして便通を改善するといわれています。

他にも、オレンジカリフラワーには免疫力をアップさせる働きのあるβ-カロテン、紫カリフラワーには抗酸化作用の高いアントシアニンなどが含まれています。

カリフラワーのおいしい食べ方

カリフラワーは、茹でてサラダなどに使われることが一般的ですが、調理しても形が崩れにくいため、炒め物煮込み料理にも向いています。茹でるときには、茹で水に酢を加えると白く仕上がります。歯ごたえのある方がおいしいので、茹ですぎには注意しましょう。

カリフラワーを使ったおすすめレシピ

サーモンとカリフラワーのナッツサラダ

サーモンの赤色色素アスタキサンチンとカリフラワーのビタミンCのW効果で、アンチエイジングや美肌に効果的。

豆とカリフラワーのスープ

1人前で、食物繊維を4.5gも摂れるデトックススープ!カラダの中からキレイになりましょう。
ビタミンCたっぷりのカリフラワー。風邪予防のためにも日頃の食卓にとり入れていきたいですね。

 

【参考・参照】
厚生労働 日本人の食事摂取基準(2020年版)〈https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586565.pdf〉(最終閲覧日:2020/05/25)
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報 食物繊維〈https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail583.html〉(最終閲覧日:2020/05/25)

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