みかんを食べると手が黄色くなるワケ
公開日:2014年08月15日
冬の代表的な果物「みかん」。みかんは、栄養価が高く、豊富に含まれているビタミンCは、みかん2個で大人1日分のビタミンC量を満たすと言われるほどです。みかんの白いスジには食物繊維が豊富なので、なるべくとり除かずに食べるのがおすすめです。
手が黄色くなる理由
みかんに含まれるβ‐カロテンという色素が皮膚に沈着して黄色くなります。カロテンは脂溶性のため、脂質の多い角質層や表皮に沈着しやすく、手のひらや足の裏で特に目立ちます。症状が強いと全身の色調が黄色くなりますが、病気ではありません。みかんを食べなければ元に戻ります。
カロテンの多い食品
手などが黄色くなるのはみかんだけではありません。カロテンを多く含む食品でも症状が現れます。
・ 柑橘類
・ にんじん
・ かぼちゃ
・ あんず
・ とうもろこし
高い健康効果があり、味覚も楽しめるみかん。でも、肌が黄色味を帯びてくるほど食べると糖分のとりすぎの心配やカラダを冷やす作用もあるので食べ過ぎには注意しましょう。
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