毎日を支える“ヘルシーな主食”は? ダイエット成功者の支持を集めた優秀商品を発表!【「市販食品トレンド」大賞2022/主食部門】

今年も多くの方々がダイエットにチャレンジした1年となりました。そこで、あすけんに登録された喫食データの中から、今年減量に成功したユーザーたちに高く支持されていたヘルシーな市販食品を選出! ダイエット成功者たちの「賢い食事選び」を、あすけん栄養士たちが解説します。いずれも手軽に取り入れられる市販食品ばかりですので、ぜひ皆さんもダイエット中に活用してみてくださいね♪

主食

今年減量に成功したユーザーたちに高く支持されていた、米・パン・シリアルなどの主食の市販食品群から選出。

受賞食品

大賞

低糖質ブラン食パン 3枚入/パスコ

入賞

・multi オートミール/ライスアイランド
・たんぱく質が摂れるチキン&スパイシーチリ
/セブンイレブン
・BASE BREAD ミニ食パン・プレーン/ベースフード
・フルーツグラノラ ハーフ/日本ケロッグ
・ルヴァン糖質ひかえめブレッド/山崎製パン
・プロテイン オートミール/日本ケロッグ
・炭火焼 熟成紅しゃけ/セブンイレブン
・玄米ごはん/東洋水産
・オールブラン ブランリッチ ほっとひといきショコラ/日本ケロッグ

 

ダイエット中も摂りたい「食物繊維」量に注目!

ダイエット中、特に気になるのがごはん、パン、麺など主食の炭水化物量。炭水化物は「糖質+食物繊維」で構成されています。食物繊維は、健康維持の観点からもしっかり摂りたい栄養素であり、ダイエット中も主食は適度に食べることが大切です。

大賞に選んだ『低糖質ブラン食パン』はそんな食物繊維が多く含まれた商品です。食物繊維の1日の摂取目標量は18~64歳の男性は21g、女性は18gですが(※1)、なんとこの商品は1枚あたり10.3gの食物繊維を含んでいます。穀物からとる食物繊維が多いほど糖尿病発症リスクが低くなるという研究結果も注目されており(※2)、毎日の朝食に取り入れれば手軽に健康管理に役立てられますよ。

ほかにもダイエット成功者の主食選びを見ると、根強い人気の低糖質パン類のほか、たんぱく質が強化された商品も選ばれていることがわかります。また、すっかり定着しつつあるオートミールは、白米と比べ糖質が控えめで食物繊維が多く、しかも高たんぱくとダイエットの強い味方。アレンジも豊富で栄養バランスが整えやすく、鉄分が摂れるのもポイントです。

【参考・参照】
(※1)厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版)炭水化物<https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586559.pdf>(最終閲覧日:2022/12/08)
(※2)Matthias B. Schulze, DrPH; Mandy Schulz, DrPH; Christin Heidemann, DrPH; et al,“Fiber and Magnesium Intake and Incidence of Type 2 Diabetes A Prospective Study and Meta-analysis”,Arch Intern Med 2007,167:956-65



<大賞・入賞食品の選出方法>
・2022年1月1日〜2022年10月31日の間に、あすけんに新規入会したユーザーのうち、この期間中に入会時の初期体重から5%以上の減量に成功したユーザーを「ダイエット成功者」と定義
・上記期間中にあすけんに食事記録として登録した食品ごとの登録件数を集計し、ダイエット成功者および全ユーザーそれぞれの喫食ランキングTOP3000を抽出
・その中から市販食品のみを抜粋し、「主食」「主菜」「野菜・海藻」「果物」「ヨーグルト」「飲料」「間食」の7つの部門に分けて再集計し、部門別市販食品ランキングを作成
・各部門ごとに、ダイエット成功者と全ユーザーそれぞれのランキング順位を比較して差分を算出
・ダイエット成功者のランキング順位が、全ユーザーのランキング順位よりも3ランク以上アップしている市販食品を抽出し、登録件数が多かった上位20食品を「準ノミネート食品」として選出
・「準ノミネート食品」の中から、あすけん栄養士がダイエット中の食事選びに適していると認定した食品を最大10品まで選出し、「入賞食品」を決定
・「入賞食品」の中から、あすけん栄養士が特にダイエット中の食事選びとして最適と認定した1品を「大賞」として選出


他の部門もぜひご覧ください!

●主菜部門
●野菜・海藻部門
●果物部門
●ヨーグルト部門
●飲料部門
●間食部門

また、『2023年健康トレンド予測』も12月中に公開予定です。どうぞお楽しみに。

取材・文/城石 愛

【監修者】
コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、これまで50社以上の企業で健康アドバイザーを務める。現在は、「あすけん」でのサービス開発に携わるかたわら、大手メーカー等での講演や健康イベントの企画・運営等、幅広く活躍。

井上 祥子

管理栄養士
井上 祥子

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