食事①身につければ太らない!かしこい食べ方の基本

あなたの食べ方は損してる?!ダイエット中の食事の基本とは

今よりも痩せたいと思ったとき、まず「食事のカロリーを減らそう」と考える方は多いのではないでしょうか。確かに、自分にあった適正カロリーを守ることはダイエットの基本です。⇒自分の適正カロリーをあすけんでチェック!

でもカロリーだけを気にするダイエットは、とてももったいない方法です。なぜなら、食べても太らない「かしこい食べ方」は、カロリーだけではない「痩せるための栄養素がとれる食事」だからです。

 

カロリーを減らすだけじゃダメなワケ

私たちは、食事からとりいれた栄養素を、カラダの中でエネルギーに変換して活動しています。エネルギーを生みだす栄養素はタンパク質脂質炭水化物の3つだけで、この栄養素からエネルギーを作る一連の過程を「代謝」といいます。作られたエネルギーのほとんどは、カラダを動かすエネルギーとして消費されます。そして利用されなかった残りは、体内に脂肪として蓄積されるのです。

では、このエネルギーを作る活動「代謝」はどのように行われるのでしょうか。

人間が体内でエネルギーを作り出す時に欠かせないものがあります。それは「酵素と補酵素です。

  • 酵素:代謝に関わるのは代謝酵素。タンパク質(アミノ酸)から作られ、体内でしか合成できない。
  • 補酵素:食事からとる各種ビタミン・ミネラル
人間のカラダを車に例えると、食べ物からとる「タンパク質・脂質・炭水化物」はガソリンの役目をします。ガソリンが満タンの車のエンジンをかけるのが、タンパク質から作られる「酵素」とビタミン・ミネラルからなる「補酵素」です。

 

イラスト(酵素)

 

なかでも重要なのは、代謝酵素の働きを助ける補酵素。その理由は、代謝酵素は体内で作ることができますが、補酵素であるビタミン・ミネラルは体内で作ることができないからです。食事から入ってくるビタミン・ミネラルが不足すると、効率的にエネルギーを作り出すことができない状態、いわゆる「代謝が悪い」状態になります。

カロリーだけしか意識していないと、痩せるために必要な栄養素が不足していることを見落としてしまいます。

 

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