ダイエット中でも安心!冬の定番ドリンクをカロリーダウンさせるコツ

ダイエット中の間食は、150kcal以下に抑えるのが理想的です。でも、甘いホットドリンクとお菓子などを一緒に食べてしまうと、すぐカロリーオーバーなんてことに。なんとなく飲んでいると、高カロリーになりがちなホットドリンクをヘルシーに作るコツをご紹介します。
寒い冬にぴったり!リラックスできるホットドリンク3選at street cafe

おすすめのホットドリンク3つとカロリーダウンさせるコツ

1.ココア

ココアは、冬の定番ドリンクのひとつです。ココアには抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれ、鉄分マグネシウムなどの不足しがちな栄養素を摂ることができます。しかし、市販のミルクココアを使用すると、砂糖・乳脂肪などが入っているため、カロリーが高くなりがちです。

ココアを簡単にカロリーダウンするには、ピュアココアとスキムミルクを使用してココアを作るのがおすすめです。 市販のミルクココアを使うなら、牛乳を使わずにお湯だけで作るようにするとカロリーダウンできますよ。
《カロリー比較》

  • 市販のミルクココア20g+牛乳120cc      約167kcal
  • 市販のミルクココア20g+お湯120cc      約82kcal
  • ピュアココア20g+砂糖5g+スキムミルク4g  約68kcal

※カロリー:ダイエットサイトあすけん調べ

2.ゆず茶

甘酸っぱい味わいが人気のゆず茶。手軽に家庭で楽しめる商品として、ジャム状のものが多く出回っています。

購入するときは、砂糖よりはちみつを使用したものを選ぶようにしましょう。同じ重量あたりのカロリーを比較すると、はちみつの方が低カロリーだからです。さらに、はちみつには、ダイエット中に積極的に摂りたいビタミンB群・腸内環境を整えるグルコン酸などのうれしい成分が含まれているので一石二鳥です。

また、ペーストの量を少なめにして生姜を足せば、摂取カロリーを抑えつつ、冷え対策をすることができますよ。
《カロリー比較》

  • ゆず茶(はちみつ使用)15g       約50~55kcal
  • ゆず茶(砂糖使用)15g         約65~70kcal
  • ゆず茶15g+おろし生姜(小さじ1/4)   約25~35kcal

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3.クリーミーなコーヒードリンク

シロップ・チョコレート・ミルクなどを加えたコーヒーや、ホイップクリームをトッピングしたコーヒーは、カフェでも人気のドリンクです。しかし、甘くクリーミーになるほど高カロリーになってしまいます。

ダイエット中にこういったコーヒードリンクを楽しむなら、ホイップクリームや砂糖のかわりにマシュマロを使ってみましょう。もの足りないときは、シナモンをトッピングしてフレーバーをプラスするのもよい方法です。
《カロリー比較》

  • ウインナーコーヒー(ブラックコーヒー180cc+生クリーム30cc+砂糖5g) 約156kcal
  • カフェオレ(ブラックコーヒー100cc+牛乳100cc+砂糖5g)       約90kcal
  • ブラックコーヒー180cc+マシュマロ2個                    約24kcal

※カロリー:ダイエットサイトあすけん調べ

 

最近では、カロリーを抑えたゆず茶も販売されているようです。カロリー表示を見比べて購入するのもカシコイ方法のひとつです。

【執筆者】
コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。

衞藤敬子

管理栄養士
衞藤敬子

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