ストレスを感じたときの心強い味方!リフレッシュに役立つおやつ
現代社会において、心身ともに健康的に過ごすためにストレスケアの重要性はますます高まっています。ストレスを感じた時に意識的に一息つく時間を持つことは、心の安定にもつながります。休憩時間には、リフレッシュできるおやつを上手にとり入れて、1日を乗り切りましょう。
ここでは、気分転換に役立つおすすめのおやつを5つご紹介します。
おすすめの間食5つ
ヨーグルト
ヨーグルトに含まれるトリプトファンは、「幸せホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質セロトニンの原料となります。セロトニンは精神の安定に関わると言われています。 また、ヨーグルトはたんぱく質やカルシウムを含み、血糖値の急上昇を抑えながらエネルギー補給ができます。
バナナ
バナナには、セロトニンの生成に必要なトリプトファンとビタミンB6がバランスよく含まれています。ビタミンB6はトリプトファンからセロトニンが作られるのをサポートする役割を担います。 また、バナナに含まれる炭水化物は消化吸収が早く、即座にエネルギーとして使われやすいのが特徴です。夕方に小腹がすいて集中力が途切れたり、活力が減ってイライラしたりするときに、手軽なエネルギー源としておすすめです。
ドライフルーツ
プルーン、いちじく、レーズン、デーツなどのドライフルーツは、ストレス対策に役立つと考えられているマグネシウムやカルシウムを含む優秀なおやつです。仕事中に疲れて甘いものが欲しくなることはありますが、ケーキやお饅頭は血糖値を急激に上げるため、かえって眠気や疲労感につながることがあります。 ドライフルーツは天然の甘みが楽しめ、食物繊維も含みます。砂糖や植物油でコーティングされているものよりも、フルーツのみを乾燥させたものを選ぶと、カロリーを抑えながら栄養補給ができます。
ナッツ
植物の種であるナッツには、ストレス対策に役立つ可能性が示唆されているビタミンB6やビタミンE、マグネシウムなど、さまざまな栄養素が豊富に含まれています。 特に、ビタミンB6は、生理前の不調(PMS)の症状緩和に役立つ可能性が示されています。女性特有のストレスがある時には、ビタミンB6が豊富なピスタチオやピーナッツ、ひまわりの種などを選んでみるのも良いでしょう。
チョコレート
チョコレートの苦み成分であるテオブロミンは、集中力を高める効果やリラックス効果があると言われています。特にカカオ含有量が高いブラックチョコレートには、テオブロミンがより多く含まれています。 また、チョコレートは心を満たすだけでなく、手軽なエネルギー源にもなります。少しの休憩時間に、温かい飲み物と一緒にゆっくりと味わってみてはいかがでしょうか。
間食は温かい飲み物と一緒に
温かい飲み物は、緊張した交感神経を緩め、心身をリラックスさせる副交感神経を優位にするのに役立ちます。気持ちが張り詰めた状態が続いた時は、温かいハーブティーやコーヒーなどと一緒に間食を摂ることで、心と体にエネルギーをチャージし、リフレッシュ効果を高めましょう。
間食を我慢しすぎてストレスをためるよりも、リフレッシュ効果の高い間食を上手にとり入れて、仕事の効率アップにつなげましょう。
※本記事は2017年6月2日に公開した記事を再編集したものです。