休暇太りを即解消!体重をリセットするコツ5つ

休暇中は、家族や友人などと会食や旅行に出かけて、おいしいものを食べる機会が増えることが多いはず。お休み明けに体重計に乗ってみると、増えてしまった体重に思わず深いため息をついたことはありませんか?増えてしまった体重は早急にリセットすることが必須。ここでは休暇明けの体重リセット法をご紹介していきます。
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栄養士が教える休暇明けの体重リセット法

しっかり噛んで、腹八分目の食事を心がける

暴飲暴食が続くと慢性的に食べる量が多くなるので危険です。まずは食事を腹八分目に抑えることが大切です。そして満腹感を感じやすくするために、よく噛んで食べること。噛むことで満腹中枢が刺激されるので、自然と食べる量を減らすことができます。1口30回噛むことを意識して、ゆっくり時間をかけて食べましょう。
ダイエットや小顔効果も!よく噛むことで得られるメリット6つ

野菜中心の食事をバランス良く食べる

単品ダイエットや断食などの偏った食事法は、栄養バランスが悪くなるだけでなく、ストレスからの暴飲暴食に陥る危険も。体重リセットに大切なのは、野菜をたっぷり摂れるバランスの良い食事をすること食物繊維が豊富な野菜やのこ・海藻類は、低カロリーなのに満腹感を得ることができます。代謝に欠かせないビタミン・ミネラルもたっぷり含んでいるため、積極的にとり入れましょう。
栄養士が教える!不足しやすい野菜を上手に増やすコツ

調理法を工夫する

【蒸す・焼く・茹でる】といった調理法は、低カロリーに仕上がります。逆に揚げ物や炒め物は脂質が多く高カロリーになりやすいので、極力控えましょう。またソースやマヨネーズなども意外と高カロリーなので、塩・酢・香辛料などを使った素材の味を楽しめる料理を選びましょう。

水分補給をする

水分摂取を十分にすると、体内の水分量が維持され、細胞内の循環機能や代謝も正常に保たれます。代謝を高めて老廃物を排出するためにも、しっかり水分補給を行いましょう。

冷たいお水は内臓機能を弱めやすいため、常温もしくは白湯(40~50度位)がおすすめです。カラダを温めることで、内臓の働きも高まります。

こまめにカラダを動かす

まとまった運動でなくても大丈夫。通勤時間を利用して一駅分を歩いたり、エレベータやエスカレータを避けて階段を利用したりするなど、こまめにカラダを動かしましょう。仕事の合間のストレッチや、ランチに遠方のお店に行くなどもおすすめです。歩くときは歩幅を7cm大きくして早歩きをするだけで、消費カロリーがアップします。(歩行3メッツ→速歩4メッツ)
効率的に消費カロリーUP!歩数を上手に増やすコツ

 

増えた体重は、栄養バランスの良い食事適度な運動で集中的にリセットすることが大切です。体脂肪として蓄積する前に、今日からできることをさっそく始めましょう。

【執筆者】
コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。

衞藤敬子

管理栄養士
衞藤敬子

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