食事記録が「面倒」「続かない」方必見!習慣化のコツを栄養士が伝授

食事記録をしよう!と意気込んだものの、だんだんと億劫になってしまい続かない…なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。食事記録、いったいどうしたら習慣にすることができるのか、コツあれば知ってみたいですよね。食事記録を毎回挫折してしまう方に向けて、習慣化するコツをあすけん栄養士が伝授します!

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再確認!食事記録が目的になっていませんか?

食事記録が面倒、続かない、苦痛…などと、どうしても続かないという方は、食事を記録することが目的になってしまっていないか、一度振り返ってみませんか?

食事記録を始めた当初は「ダイエット」「健康づくり」などの意気込みがあったはず。でも続けていくうちに、気付くと「記録すること」が目的に…。義務感まで覚えてしまうと、億劫に感じるのも当然です。

そんな方は一度、当初の目的であった「ダイエット」「健康づくり」などの意気込みを思い出してみましょう!食事記録はあくまで、目的のための手段として活用してほしいもの。食事記録を「ダイエット」「健康づくり」に活かせるよう、食事の振り返りを行うなどして、ご自身の目的達成に近づけるよう活用していきましょう。

食事記録を習慣化するコツ

とは言っても「どうしたら習慣にできるのだろう…」とお困りの方もいらっしゃるはず。そんな方は以下のような工夫を試してみてはいかがでしょうか。

写真記録から始めてみる

文字入力の手間を省ける写真記録から再開してみても良いでしょう。ペンなどを横に置いて撮影すると、食べ物のサイズがわかり、食べた量を把握しやすくなりますよ。

アラートを設定して記録忘れを防ぐ

毎日食事をとる時間が決まっていれば、記録を催促してくれるようスマートフォンのアラーム機能を使ってみても良いでしょう。夜にアラームをセットして、1日分の食事をまとめて記録するのもおすすめです。

こまめに記録するのか、またはまとめて記録するのか、自分がどちらの方が付け忘れがないか、色々と試してみてくださいね。

記録は大まかにつける

記録を細かくつけようと思うと入力に時間がかかり、だんだんと億劫になってしまうもの。とくに自炊をした場合はレシピのように材料を1つずつ記録するのが大変、と感じてしまうこともありますよね。どう記録して良いか困った時は、似た食材を使った一般的なメニューで記録しておくなど「手抜き」をすることも続けるコツ。

記録は大まかでOK!という心構えにしておくと、記録のハードルが下がって続けやすくなりますよ。

食事記録のゴールを決める

食事記録のゴールを決めておくと、モチベーションを維持しやすくなります。

「まず1ヶ月記録してみて自分の食事のクセを知る」「3か月後に○kg痩せるまで食事記録を続ける」など、自分に合わせたゴールでOK。

ゴールに到達したあとも「食事記録は自分に合っているから続けたい」「食事記録を止めるとリバウンドしてしまいそう」などという気づきがあれば、ぜひ続けてくださいね。

食べすぎても気持ちを切り替える

食事記録をしていると「ダイエット中のはずなのに毎日食べすぎている…」なんて気分が沈み、食事記録と向き合うのがつらくなってしまうこともありますよね。

食事のバランスやカロリーは厳しくしすぎず、1週間単位で考えて、食べ過ぎが続いたら調整する…といった、ゆるく続けられる方法が長続きしやすいもの。少々食べすぎても気持ちを切り替えて、気にしすぎないことも大切です。

 

紹介したものの中に、取り入れられそうなものはありましたか?あすけんアプリは、写真記録だけでもカロリー計算ができたり、栄養士からのアドバイスが毎日届いたり、記録忘れ防止アラートがあったりと、記録が続かない方でも続けすいような工夫をさまざま用意しています。ぜひあなたのダイエットや健康づくりのために食事記録を活用してくださいね。

【執筆者】
これまでに500件以上の指導経験があり、ダイエットや生活習慣病対策はもちろん、妊婦から高齢者まで幅広い指導を経験。栄養指導、レシピ制作、栄養教室や料理教室開催などのスキルと知識を生かし、あすけんではコラム執筆やオンラインカウンセリングを担当。

広田 千尋

管理栄養士
広田 千尋

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