ダイエット中におすすめ!食物繊維が摂れるコンビニおつまみ&レシピ
コンビニのおつまみは種類が豊富で、手軽に手に入るので便利ですよね。最近は自宅で飲む機会が多くなり、コンビニ利用が増えた方もいることでしょう。
でもおいしいお酒とおつまみで、気になるのが体重増加。運動不足も重なって、お腹周りが気になってきていませんか?
そんなときにおすすめしたいのは、食物繊維が摂れるおつまみ。野菜・きのこ・海藻類が使われたおつまみにすることで、体重が気になる方でも安心しておつまみとお酒を楽しめます。
今回は食物繊維の効果や、コンビニで手軽に買えるおつまみ、さらに簡単に作れておいしいおつまみのレシピをご紹介します。
おつまみで「食物繊維」がおすすめの理由3つ
1.おつまみでカロリーカット!
食物繊維が含まれる野菜・きのこ・海藻類を使ったおつまみの魅力は、何といってもヘルシーなところ。こってりした揚げ物や肉類ばかりをおつまみにしていると、お酒のカロリーも合わせるとあっという間にカロリーオーバーしてしまいます。
こってりしたおつまみは少しだけ楽しむようにし、ヘルシーで食物繊維たっぷりなおつまみを選んでカロリーカットに役立てましょう。
2.糖や脂肪の吸収を妨げてくれる!
おつまみの1品目は、とくに食物繊維が含まれるものをとるようにしましょう。食物繊維は余分な糖や脂質を吸着して、カラダの外へ排出してくれる働きがあります。
また噛みごたえのある野菜を食べることで、満腹感も生まれやすくなり食べすぎ予防にも役立つとされています。よく噛めるおつまみメニューも準備しましょう。
3.悪酔い対策にも!
食物繊維などが含まれるおつまみと一緒にお酒を飲むことで、アルコールの吸収を穏やかにしてくれるとされています。
胃が空っぽの状態で飲むと、お酒がすぐに小腸に流れ込んでしまい、悪酔いの原因となります。食べながら飲むことで、アルコールが胃の中にとどまる時間が長くなります。お酒を楽しく、おいしくいただくためにも、食べながら飲むことを習慣づけましょう。
おすすめのコンビニおつまみメニュー一覧
では実際、どのようなおつまみを選ぶと食物繊維が摂れるのでしょうか。コンビニの定番おつまみメニューの中からいくつかご紹介します。
<おすすめのコンビニおつまみ>
きゅうり系 | 漬物系 | サラダ系 | 海藻系 |
浅漬けきゅうり たたききゅうり ピリ辛きゅうり |
メンマ ピクルス にんにく漬け |
豆腐サラダ 野菜スティック 豚しゃぶサラダ |
めかぶ もずく ひじきの煮物 |
ほかにも枝豆や、きのこを使ったメニューも食物繊維をしっかり摂れるのでおすすめです。
食物繊維が摂れる!電子レンジで作る枝豆パリパリチーズのレシピ
コンビニおつまみを買って食べるのもいいですが、コンビニ食材を使って食物繊維が摂れるおつまみを簡単に作ることができます。このレシピひとつでレタス約4枚分の食物繊維を摂ることができますよ。いつものおつまみに飽きたら試してみませんか。
材料(作りやすい分量)
スライスチーズ…1枚
冷凍枝豆…8~10さや
ブラックペッパー…少々
作り方
①レンジ加熱可の平らな皿にクッキングシートをしき、スライスチーズを載せる。流水解凍した枝豆をさやから取り出し、スライスチーズの上に並べる。
②ラップをせずに600Wの電子レンジで1分30秒ほど加熱する。温かいうちに切り分け、ブラックペッパーを振る。
ポイント
スライスチーズを電子レンジで加熱することでパリパリ食感が楽しめます。食物繊維が豊富な枝豆と組み合わせ、おいしく食物繊維を摂ることができます。ただし1枚あたりのカロリーは97kcal。食べ過ぎにはご注意を!
栄養成分値
エネルギー88kcal 脂質6.6g タンパク質6.9g 糖質0.9g 食物繊維1.3g
お酒を飲むときに食物繊維を組み合わせることで、ダイエットや悪酔い対策にもなることがわかりました。おつまみを選ぶとき、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【参考・参照】
文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)
【執筆者】
これまでに500件以上の指導経験があり、ダイエットや生活習慣病対策はもちろん、妊婦から高齢者まで幅広い指導を経験。栄養指導、レシピ制作、栄養教室や料理教室開催などのスキルと知識を生かし、あすけんではコラム執筆やオンラインカウンセリングを担当。
管理栄養士
広田 千尋