あなたのお住まいは何位?運動にストイックな県ランキング

株式会社アンファーが、47都道府県各100名(20~69歳の男女各50名)を対象に、運動に関する調査を行い、ランキングを作成しました。(※1)都道府県別にさまざまな特徴が表れており、おもしろい調査結果となっています。今回はこの調査内容の紹介と、運動を手軽に始めるコツについて解説していきます。

close up of woman doing squats outdoors

運動にストイックな都道府県!?ランキング

ランキングでは、1位 愛知県、2位 山形県、3位 兵庫県、47位 青森県、46位 愛媛県、45位 福井県という結果でした。

第1位は愛知県!

愛知県は、「ジムに通っている」と答えた人が1位、「運動の頻度(日/週)」も3位であり、運動に意欲的に取り組んでいることがわかる結果です。日本三大都市ともいわれる名古屋周辺の都市部ではジムの数も多いと思われ、通いやすいのも一因かもしれません。

また、愛知県では「あいち健康チャレンジ」という取り組みが県で行われています。「動いて元気に もう10分!」というキャッチフレーズで、今の生活にプラス10分運動することを勧めています。そのような取り組みも今回の結果に繋がったのかもしれませんね。

第47位は青森県!

「スポーツ・運動をする」という運動意識は1位、「体をうごかす」という健康意識では3位となっていますが、運動頻度(日/週)は47位で、意識が高いにも関わらず、運動ができていないという結果でした。寒い地方だとカラダを動かす機会が減ってしまうのかも、と思いますが、北海道は8位にランクインしているため、気候の影響は考えにくいと思われます。

また、青森県は厚生労働省が発表している平均寿命(※2)でも、男女ともに最下位となっています。青森県でも「健康あおもり21(第2次)」という取り組みが行われており、今後の健康づくりに期待したいところです。

運動を手軽に始めるコツ

したいと思っていても、忙しさなどの理由でなかなか始められない人も多いはずです。手軽に始めるコツは、 “運動のハードルを下げること”です。急に「ジョギングをしよう!」「ジムに通おう!」と思っても、始めるまでのステップが多いほど遠ざかってしまいやすいものです。

まずは、すぐに取り組むことができる、簡単な運動から始めましょう。継続することでステップアップもしやすいですよ。空いた時間に手軽に取り組める運動をいくつかご紹介します。

お風呂でエクササイズ

水の抵抗を利用した、お風呂でできる簡単なエクササイズです。忙しいとシャワーで済ませがちになりますが、お風呂に浸かることで寝付きをよくする効果も期待できますよ。
お風呂でエクササイズ

ストレッチ

ストレッチにより動かしやすいカラダの土台をつくることができます。運動していないと、筋肉がこり固まってしまったり、カラダがこわばってしまったりするものです。ストレッチによるリラックス効果も期待できるので、例えばお風呂上りにストレッチするようにすると、睡眠へのいい影響も得られるでしょう。
ストレッチダイエット

踏み台昇降運動

段差や階段の段を利用して、昇り降りするエクササイズです。15cm程度の段差があればどこでも取り組むことができます。5~10分程度からでも取り組めることと、室内で気候に関係なく取り組めるので、運動不足解消にはぴったりです。
踏み台昇降運動

筋トレ

簡単にできる定番のトレーニングです。毎日少しずつ、継続して行うことで、筋肉がつき基礎代謝を上げる効果が期待できます。筋トレ=ストイックなイメージを持つかもしれませんが、軽いものでも大丈夫です。無理なく取り組めそうなものから始めてみましょう。
筋トレダイエット

あなたのお住まいはランキング何位でしたか?地域によって、運動の意識や取り組みに違いがあるのは驚きでしたね。運動をすることで、ダイエット、リフレッシュ、リラックスなど様々なメリットが得られます。まずは手軽にできるものから始めてみませんか。

 

【参考・参照】
(※1) 株式会社アンファー ニッポン健康大調査<https://www.angfa.jp/health_survey/>(最終閲覧日:2020/03/14)
(※2)厚生労働省 平成27年都道府県別生命表の概況 都道府県別にみた平均余命<https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/tdfk15/dl/tdfk15-02.pdf>(最終閲覧日:2020/03/14)
あいち健康チャレンジ<https://www.pref.aichi.jp/soshiki/kenkotaisaku/kenkochallenge-top.html>(最終閲覧日:2020/03/14)
青森県健康増進計画「健康あおもり21(第2次)」<https://www.pref.aomori.lg.jp/welfare/health/21keikaku.html>(最終閲覧日:2020/03/14)

【執筆者】
これまでに500件以上の指導経験があり、ダイエットや生活習慣病対策はもちろん、妊婦から高齢者まで幅広い指導を経験。栄養指導、レシピ制作、栄養教室や料理教室開催などのスキルと知識を生かし、あすけんではコラム執筆やオンラインカウンセリングを担当。

広田 千尋

管理栄養士
広田 千尋

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