ダイエッター必見!太らないアイスの選び方
甘くておいしいアイスクリームですが、気になるのはカロリー…。とはいっても、カシコくアイスを選んで量をコントロールすればダイエット中に食べても大丈夫。あすけん栄養士がアイスの種類と特徴、食べる際の注意点をご紹介します。
⇒栄養士が解説!甘いものは別腹の正体
低カロリーのアイスはどれ?栄養成分をチェック!
アイスは乳脂肪の多い順にアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイスの3つに分けられます。でもカロリーは乳脂肪の多い「アイスクリーム」が1番高いわけではなく、植物性油脂を加える「ラクトアイス」が一番高カロリー。
また、アイスキャンディーやシャーベットは、アイスクリーム類とは別に扱われ「氷菓」に分類されます。「アイスクリーム」「ラクトアイス」「アイスミルク」「氷菓」のなかでは「氷菓」が1番低カロリーです。商品の裏側に記載しているので、確認してみてくださいね。
アイスクリーム
乳固形分15.0%以上、乳脂肪分8.0%以上のもの。風味がよいのが特徴。
- 100g当たり・・・180kcal
- 市販アイスなら・・・ハーゲンダッツ・パルム・ピノなど
アイスミルク
乳固形分10.0%以上、乳脂肪分3.0%以上のもの。乳固形分と乳脂肪分はアイスクリームに比べて少ないですが、植物性油脂が配合されていることも。
- 100g当たり・・・167kcal
- 市販アイスなら・・・雪見だいふく・チョコモナカジャンボ・牧場しぼり
ラクトアイス
乳固形分3.0%以上のもの。乳固形分は少ないですが、風味を出すために植物性油脂が使われているものが多い。
- 100g当たり・・・224kcal
- 市販アイスなら・・・エッセルスーパーカップ・サンデーカップ・クーリッシュ・白くまなど
★いつも食べてるアイスのカロリー何kcal?⇒カロリーをチェック
太りにくい食べ方のコツ3つ
1.糖分が吸収されやすくなる空腹時は避ける
2.コーンは意外と高カロリー。カップのものをチョイスする
3.カップはサイズの小さいものを選ぶ。大きい場合は半分の量をお皿に分ける
⇒栄養士がアドバイス!甘いものとの上手な付き合い方
ちょっとした工夫でアイスをおいしく食べられます。アイスのおおよそのカロリーを把握して、カシコクおいしく楽しみましょう!
【執筆者】
コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。
管理栄養士
衞藤敬子