今年はかかりたくない!インフルエンザ予防の4ステップ
冬に流行する「インフルエンザ」。インフルエンザはインフルエンザウイルスに感染することで発病し、高熱や倦怠感・関節痛などを起こします。普通の風邪とは違うので、子供や高齢者はもちろん、健康な成人も十分に注意が必要です。インフルエンザにかかりにくくするには、まず体調を整えて抵抗力をつけておくこと。ウイルスに負けないカラダ作りとウイルスを体内に入れないための自己管理が大切ですので、普段から下記のことに意識してみてくださいね。
インフルエンザの予防法
1.バランスの良い食事と睡眠をしっかりとること
バランスの良い食事と睡眠をしっかりとることで、抵抗力を高め、感染しにくいカラダを作りましょう。
エネルギー源となるタンパク質・脂質・炭水化物をとることは基本です。加えて、皮膚や粘膜を健康に保つビタミンACE(エース)を積極的に摂るように意識したり、カラダの免疫機能に関わると言われる腸内環境を整えるために食物繊維の多い食品や発酵食品をとり入れると良いでしょう。
~おすすめの食材~
●緑黄色野菜(かぼちゃ・ブロッコリー・にんじんなど)
●淡色野菜(にんにく・生姜・玉ねぎ・大根・キャベツなど)
●きのこ類や大豆製品(豆腐・納豆など)
●海藻類(わかめ・もずく・ひじきなど)
●肉類(牛肉・豚肉・鶏肉)や魚の赤身など
2.人混みを避け、こまめに手洗い・うがいをすること
人混みを避け、こまめに手洗いとうがいをしましょう。正しい手洗いの方法もチェックしてくださいね。うがいはのどの乾燥も防ぎます。
3.適度な温度、湿度を保つこと
空気が乾燥しているとウイルスに感染しやすくなるため、水分補給でのどを潤しつつ、加湿器などで室内環境を保ちましょう。室内の湿度は50~60%が適切といわれています。(※1)
⇒冬に気をつけたい!乾燥を予防する方法
4.インフルエンザワクチン接種をする
ワクチンを接種することで、インフルエンザの予防になります。発症が必ず抑えられるわけではありませんが、たとえ発症しても症状が重症化しにくいといわれています。(※1)
冬は外気だけでなくカラダも乾燥しやすいため、ウイルスの攻撃を受けやすくなります。インフルエンザの流行状況を知り、早めの対策が大切です。(※2)
もしインフルエンザの疑いがある場合は、自己判断せずにお医者さんに行きましょう。
【参考・参照】
(※)厚生労働省 インフルエンザQ&A
〈https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html〉(最終閲覧日:2021/11/16)
(※2)NIID国立感染症研究所 インフルエンザコンテンツ
〈https://www.niid.go.jp/niid/ja/diseases/a/flu.html〉(最終閲覧日:2021/11/16)