いちご|果物
赤く小さな粒をした「いちご」。旬は、年末から春先(5月頃まで)になります。一度皮をむいたり切ったりという手間が少ないため、簡単においしく食べることができ、カラダにうれしい栄養素がたくさん含まれています。
いちごの栄養成分と効果
いちごのビタミンC含有量は、果物の中でもトップクラス。中くらいのいちごを7~8粒程度食べれば、1日に必要なビタミンC量を補うことができます。その他にも葉酸やカリウムが豊富に含まれています。
ビタミンC
ビタミンCは、コラーゲンの生成を助ける働きがあるので美肌効果を期待できます。また免疫力を高めるため、風邪の予防にも効果抜群です。
葉酸
葉酸は、赤血球の生成やタンパク質・DNAの合成をサポートします。発育促進に欠かせない栄養素です。
カリウム
カリウムは、多く摂りすぎたナトリウムを排出して体内の水分量を調節したり、血圧を安定させたりします。
いちごのおいしい食べ方
いちごには約160種類以上の品種があります。交配しやすいため、色つや・甘さ・酸味・形の良いものができるように、品種改良が盛んに行われています。そのまま生で食べたり、デザートのトッピングやジャムにしたりして楽しみましょう。
洗うときの注意点
ヘタをつけたままさっと水洗いしましょう。ヘタを取ってから水洗いするとヘタの部分から栄養が逃げてしまい、味も水っぽくなります。
保存方法
いちごは傷みが早いため、購入したらすぐに食べるのがおすすめです。保存する場合はヘタをつけたまま乾燥しないようにラップをかけて冷蔵庫で保存しましょう。
人気のいちごの品種をご紹介
あまおう:いちごの王様とも言われ、大粒で甘みとコクがあり、酸味のバランスも抜群です。
とちおとめ:粒が大きく甘みも強く、日持ちもします。
紅ほっぺ:鮮やかな紅色で大粒、甘み・酸味ともに強くいちご本来のおいしさを味わえます。
さがほのか:糖度が高く、酸味が少なくすっきりとした甘さで食べやすい味です。
さちのか:ビタミンCが多く、甘くて濃厚な味わいです。
現代人はビタミンCが不足しやすい傾向です。とくにストレスを感じていたり、喫煙をしたりする場合は、ビタミンCの消費量が多くなります。そんな時に、手軽に食べることができる「いちご」はおすすめです。