マッシュルーム|きのこ
洋食料理でよく使われるマッシュルーム。日本での生産量も増え、スーパーに並んでいるのをみる機会が増えてきましたね。
マッシュルームには、まろやかな味わいのホワイトマッシュルームと、濃厚なコクが特徴のブラウンマッシュルームがあります。そこで、マッシュルームの栄養成分や効能、おいしい食べ方をご紹介します。
マッシュルームの栄養成分と効果
ビタミンB2
皮膚・髪・爪の細胞の再生に働き、肌荒れや髪のトラブルを予防してくれます。
また、脂肪の代謝を助ける働きがあるので、ダイエット中の方には欠かせない栄養素です。
カリウム
細胞内液と外液のバランスが適正な濃度になるように水分バランスを調整する働くことでむくみを予防します。
また、余分に摂り過ぎたナトリウムを体外に排出させようとする働きがあり、高血圧を予防する効果があります。
⇒栄養士がアドバイス!むくみ対策におすすめの食材
食物繊維
食物繊維の中でも水に溶けにくい性質の不溶性食物繊維が多く含まれており、便秘の解消や大腸がんの予防に効果があるといわれています。
また、食物繊維の一種であるβ-グルカンが含まれており、ウイルスや細菌からカラダを守る免疫細胞を活性化させます。それにより、風邪を引きにくくなったり、アレルギー症状の緩和が期待できます。
グルタミン酸
マッシュルームの独特な美味しさは、「うま味成分」であるグルタミン酸の効果です。グルタミン酸は昆布に含まれているうま味として知られていますが、このうま味成分は、きのこ類に含まれるグアニル酸やかつおに含まれるイノシン酸をかけ合わせることで相乗効果によりさらにうま味がアップします。
マッシュルームのおいしい食べ方
生のマッシュルームを購入する際は、かさがすべすべしていて、傷がなく、しまっているものを選びましょう。鮮度が落ちやすい食材なので、購入後は早めに食べるようにしましょう。
ホワイトマッシュルームをスライスした時には、変色を防ぐために、酢やレモン汁をかけると良いですよ。
おすすめレシピ
■マッシュルームのマリネ
マッシュルームとピーマン・パプリカ・玉ねぎを使った副菜におすすめの一品。さっぱりと食べられるだけでなく、酢の効果により食欲増進や脂肪燃焼などが期待できます。
■ステーキきのこソース
えのきだけ・マッシュルーム・しめじを使ったステーキソース。お腹の調子を整える食物繊維が豊富で、低カロリーでヘルシーなのがおすすめ。
3~6月、11~12月に旬をむかえるマッシュルーム。
生のマッシュルームを見つけた際は、ぜひ料理に活用してみてくださいね。
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