鯛|魚
鯛はお祝いや特別な日のご馳走として食べられることが多い白身魚です。お刺身や煮魚、焼き魚などさまざまな調理法で楽しむことができます。
低カロリー&高タンパク質の食材でダイエットにも向いており、ビタミンD・ビタミンB12・ナイアシンなどのビタミン類や、リン・カルシウムなどのミネラル類が多く含まれています。
鯛の栄養成分と効果
タンパク質
タンパク質は、主に血液や筋肉を作るために必要な栄養素です。髪や爪・皮膚もタンパク質から構成されており、私たちのカラダを作るためには欠かせません。
鯛の1食分(120g)からは、1日に必要なタンパク質の約35%も摂ることができます。
ビタミンD
腎臓や小腸でカルシウムとリンを吸収して、血液中のカルシウム濃度を保ち、丈夫な骨を作る働きをしています。また、うつ病予防やインフルエンザなどの感染症の予防にも効果が期待されています。
ビタミンB12
神経を正常に保つ働きや、赤血球に含まれるヘモグロビンの生成を助ける役割があります。
ナイアシン
細胞でエネルギーを産生するときに必要な酵素をサポートし、皮膚や粘膜の健康を維持する役割もあります。
リン
リンはミネラルの中でカルシウムの次にカラダの中に多く含まれています。
主に歯や骨を作る成分となり、エネルギーを作り出すときにも欠かせない栄養素です。
カルシウム
主に健康な歯や骨を作っています。
その他にも、出血を止めたり、神経や筋肉の機能にも関係しており、健康を維持するための重要な働きをしています。
鯛のおいしい食べ方
鯛は混ぜご飯からお刺身・焼き物・煮物・鍋料理までどのような調理法でもおいしく食べられる万能食材です。和食・洋食・中華どんな味付けにも合いますので色々と試してお気に入りを見つけてくださいね。
おすすめレシピ
■タイのサラダ風カルパッチョ
鯛は白身で淡白な味なのでどんな味付けでも合います。
好きな野菜をのせてビタミン・ミネラルをたっぷりとり、オリーブオイルを使って血液サラサラに!
■タイのあら鍋
鍋料理は体を芯から温めて代謝を上げ、脂肪を燃焼しやすくするとされるダイエット向きのお料理です。きのこ類や野菜から不足しがちな食物繊維がたくさんとれるので便秘改善にも効果的。
鯛は脂質が少ないので焼きすぎるとパサパサとした食感になってしまいますが、蒸し料理は栄養素の損失が少なく水分を含んでふわっと仕上がるのでおすすめですよ。 お祝い事のイメージが強い食材ですが、普段の食事にもぜひ取り入れてみてください。