玉ねぎ|野菜
公開日:2014年08月20日
身近な食材である玉ねぎですが、生で食べてもよし、加熱調理として煮たり炒めたりしてもよしと大活躍。私たちのカラダにうれしい効果もたくさんあります。
栄養成分と効果
硫化アリルで血液を改善
玉ねぎの辛みとにおいは揮発性の硫化アリルという成分からきます。 硫化アリルには動脈硬化の原因となる血栓やコレステロールの代謝を促進し、血栓をできにくくする作用があります。この作用で、高血圧・糖尿病・動脈硬化・脳血栓・脳梗塞などの予防に効果があります。
その効果は生で食べた時に最も発揮され、また切ってから1時間ほどおいた時に効力が高まります。水にさらすと硫化アリルは流れ出てしまいますので、酢を上手に使って辛みをやわらげながら食べるといいですよ。
ビタミンB1と一緒に摂取して疲労感の軽減!
硫化アリルはビタミンB1の吸収を促進するはたらきがあります。ビタミンB1は糖質を素早くエネルギーに変える栄養素で、不足すると疲労・食欲不信・不眠・イライラなどの症状がおこります。ビタミンB1を多く含む食品は、豚肉やハム・かつお・大豆などなので、これらと一緒に料理すると疲労や食欲不信などの予防に効果大です。
玉ねぎのおいしい食べ方
このようにさまざまな効能をもつ玉ねぎ、サラダやマリネにしておいしくいただき、健康な生活を送りましょう。
また、玉ねぎ氷を使った、健康ダイエットも一時期話題になりましたね。
玉ねぎ氷もうまく活用してみましょう!