さつまいも|野菜
秋の味覚「さつまいも」。さつまいもにはビタミンC・ビタミンB群・ビタミンE・食物繊維など、そのほかにもさまざまな栄養素が含まれています。その中でも、非常に多く含まれているのが「ビタミンC」。ビタミンCは熱に弱い栄養素ですが、さつまいものビタミンCはでんぷん質にコーティングされているので、熱に強く壊れにくいのが特徴です。
栄養成分と効果
ビタミンC
美肌・美容効果に定評がある食材で、免疫力アップやストレス耐性を上げるなどの効果を期待できます。ビタミンCの働きで肌のメラニン色素が減り、肌のハリも良くなります。
食物繊維・ヤラピン
整腸作用のある食物繊維もたくさん含んでいます。さつまいもを切ると、切り口から白い液体「ヤラピン」という栄養成分が出てきますが、このヤラピンと食物繊維の2つによって、腸の働きを整える整腸効果が期待できます。
さつまいものおいしい食べ方
皮はキレイに洗って!
さつまいもの皮の近くに食物繊維などの栄養素が集中しています。できれば、皮をキレイに洗って料理をするのがベストです。皮をむく場合もできるだけ薄くむくとよいでしょう。
ポイントは低温でじっくり
さつまいもは低温でじっくり時間をかけて蒸したり、焼いたりすると、甘みが増しておいしくなります。それは、さつまいもに含まれる「アミラーゼ」という酵素が、でんぷんを甘みのある麦芽糖に変えるから。甘くするには、65~75℃くらいの温度でじっくり加熱をしましょう。
さつまいもは、ダイエットにも!?
さつまいもは、低GI食品なので、ごはんと置き換えて食べると血糖値の上昇がゆるやかになり、脂肪が溜め込まれにくくなります。→詳しく見る
「焼き芋」「ふかし芋」「さつまいもの甘煮」「さつまいもごはん」「大学芋」など、さつまいもを使った料理はたくさんあります。秋が旬の「さつまいも」をさまざまな料理で日々の食生活にとり入れるのもいいですね。