ポイント5(Part2お酒編)心の栄養・嗜好品と上手に付き合う
お酒は適量であれば健康にも良いことが証明されています。ダイエット成功者も適度にお酒を楽しんでいます。(平均80kcal程度)
ダイエット中に選ぶべきお酒の種類
アルコールは1gあたり7.1kcalあります。ですが、アルコールのカロリーは他のエネルギー源であるタンパク質・脂質・炭水化物よりも先に燃やされ、カラダに蓄えられることがないカロリーです。お酒のカロリーはアルコールに由来するものだけではなく、糖質なども含まれます。ダイエット中のお酒は、できるだけ糖質が少ないお酒を選ぶことがポイントです。
お酒には様々な種類があり、製造方法によって3つに分類されます。糖質が少ない太りにくいお酒の順に並べると、蒸留酒→醸造酒→混成酒の順となります。
蒸留酒
醸造酒を加熱(蒸留)し、気体になったアルコールを集めて冷却したお酒です。蒸留することにより、3種類の中で一番アルコール度数は高いですが、糖質とカロリーは低くなります。ただ、アルコール濃度が高いからと、甘いジュースなどで割ってしまうとカロリーが高くなってしまいます。ダイエット中は、水やお湯、お茶で割るのがおすすめです。
<代表例>焼酎・ウイスキー・ブランデー・ジン・ウォッカ・泡盛など
醸造酒
米・麦などの穀物や、果物を酵母によりアルコール発酵させてつくるお酒です。ビールは、カロリーオフビールや糖質オフビールもありますので、利用してみるのもいいでしょう。
<代表例>ビール・ワイン・日本酒など
混成酒
醸造酒や蒸留酒をベースに、果物など他の原料を加えてつくったお酒です。甘いお酒が多いためカロリーは他のお酒に比べて高めです。
<代表例>梅酒・花梨酒・果物(カシス・ライチなど)のリキュールなど
ダイエット中の飲み会の心得3か条
ダイエット中でも飲み会には参加したいもの。お酒に酔うと判断が鈍くなり、どれだけ食べて飲んだかわからなくなることも。後で後悔しないために始めからコントロールする術を身につけましょう。
1. すきっ腹で参加しない
お腹が空いているときは、勢いよく食べたり飲んだりしてしまいがち。お酒が入ることも考え、アルコールの吸収速度をゆっくりにするチーズやヨーグルトなどを食べて、空腹を満たしておきましょう。
2. 3杯目はウーロン茶で
お酒を2杯飲んだら、3杯目はウーロン茶を飲みましょう。はじめからチェイサー(お水)を頼んで、お酒と交互に飲むのも効果的。お酒のカロリーを抑えるだけでなく、水分補給することで翌日の二日酔いも予防できます。
3. お酒は割って飲む
焼酎・ウイスキーなど割って飲めるお酒は、ストレートではなく水やお茶で割りましょう。生のレモンやグレープフルーツの果汁で割るのもおすすめです。
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