スロートレーニング【すろーとれーにんぐ】
公開日:2016年02月04日
ゆっくり動作でカラダに負担をかけずトレーニング
スロートレーニングは、筋肉の緊張を保ちながらゆっくりとした動作をすることで、比較的軽めの負荷でも大きな効果を得ることができるトレーニング方法です。重い負荷を使ったトレーニングと同等の効果があるにも関わらず、関節や筋肉を痛めづらいため、多くの方におすすめできるトレーニング方法です。
スロートレーニングの方法
おなか、太ももに効くトレーニング
背筋を伸ばして大きく手を振りながら、1秒に1回のペースでその場で足踏みをする
※太ももは地面と平行になるまで引き上げることがポイントです。
体幹を鍛えるトレーニング
- 両足を肩幅に開き、手のひらを天井に向けるようにして組む
- 腕を伸ばしたまま右足を踏み出し、スクワット
- もとの位置に戻る
- 反対の脚も同様に踏み出してスクワットする
- 負荷がかかっていることを体感しながら、10回程度繰り返す
そのほかにも様々なエクササイズがありますが、どのエクササイズも、ゆっくりとしたペース行うことが大切です。ぜひ、動画も参考にして、様々なエクササイズにチャレンジしてみてくださいね。
スロートレーニングの効果
脂肪を燃焼しやすいカラダに
スロートレーニングは無酸素運動にあたります。運動をした後は新陳代謝が活発になり、脂肪が燃焼しやすいカラダになります。
成長ホルモンの分泌が活発化
トレーニングをすることで、成長ホルモンなどのホルモン分泌が活発になります。歳を追うごとに、成長ホルモンの分泌が減少していき、骨粗しょう症になる危険性が増しますが、このトレーニングでホルモン分泌を活発にすることで、骨粗鬆症の予防に役立ちます。
ここに注意
スロートレーニングで注意しなければならない点は以下の3点です。
- 正しいフォームを心がけましょう。
- ゆっくりとした動作を続けましょう。
- 無理をせず、自分のペースで負荷をかけていきましょう。
この3点に注意し、筋肉に強い負荷がかかっていることを錯覚させることで、簡単な負荷でも筋肉を成長させることができます。