第8回BLUEサークルメンバーインタビュー

Gさん:あすけん健康度平均85点!みんなの日記のフォロワーさん300人!?高脂血症・脊柱管狭窄症を文武両道に乗り越えられています。

自転車③あすけんプロフィール

 

日記を拝見しました。フォロワーさん298名って凄いですね!何かきっかけがあったのですか?

日記をつづけていたら結果的にフォロワーさんが増えた、という経緯です。2年くらいの間に20kgほどダイエットしたのですが、痩せたという結果を見てフォローしてくださる方が多くいらっしゃいます。年代を超えてダイエットに興味のある女性もフォローしてくれています。

 

日記はどうして始められたのですか?

あすけんを始めて2年間くらいは、自分の食事記録や日記を公開するのはハードルが高いと感じていました。ダイエットの結果が出て脂質異常症を克服したことで、自分なりに自信がつき、日記を書いてみようかな?と思ったのが始まりです。今では、日記を読んでくださった皆さんのコメントが嬉しく、同じような持病を持つ方とのやりとりもとても励みになっています。

そうだったのですね。日記のアイコンのキャラクターがかわいいですね。

 これは「ゆるキャン」というアニメの主人公の女の子で、富士五湖のひとつの本栖湖までの上り坂を原付で走っているところのイラストです。本栖湖にはキャンプ場がありますのでそこに向かっているのだと思います。私も昔からボーイスカウトをやっていて、キャンプなどのアウトドアが大好きなのでこのアイコンにしています。以前はキャンプによく行っていましたが、今は脊柱管狭窄症のため、冷えることなどは身体によくないので、車でキャンプ場に行ってお湯を沸かしてコーヒーを飲んだりして、少しだけキャンプ気分を楽しんでいます。

 

自転車も毎日乗られていますよね。自転車もご趣味なのでしょうか?

 自転車①趣味というわけではないのですが、整形外科の先生に相談した際に、運動には自転車が良いと教えてもらいました。脊柱管狭窄症は長時間歩いたり走ったりはできません。でも、歩かないと筋肉が落ちてしまい、基礎代謝も下がってしまいます。その点自転車では、筋肉を維持しつつ、脊柱管狭窄症が緩和される前傾姿勢で運動できるので実行しています。今はクロスバイクでほとんど毎日走っていますが、脊柱管狭窄症になる前にはロードバイクで競技にでたこともありますよ。学生時代には駅伝や登山もしていましたし、30代半ばまでは筋トレやエアロビクスもやっていました。

もともと身体を動かされることがお好きなのですね。脊柱管狭窄症は、いつごろ発覚したのでしょうか?

昔は運動する習慣があったのですが、結婚をして子供ができ、仕事も忙しくなって30 代・40 代・50 代になるにつれて運動をする時間を持てなくなってしまいました。そして60 歳の手前になった頃、20 分ほど立っているだけで足が痺れて歩けなくなってしまう、ということが起きました。坐骨神経痛のような症状もあったため、病院に行った結果、脊柱管狭窄症であると分かりました。医師からは身体への負担を考えて痩せなくてはならないと言われました。

当時は太っており、脂質異常症の診断を受けていました。また、ひどいめまいもあったため病院で検査をしたところ、男性ホルモンの分泌量が通常の半分程度しかなく、それが原因でメニエール病を発症したこともわかりました。仮にホルモンが10 しか分泌されていないとしたら、体重70kg の場合と体重50kg の場合では身体への影響力は大きく違ってきます。メニエール病についても医師からは、ホルモンのバランスを改善させるために痩せた方が良いと言われました。診断されたすべての病気はダイエットが必要ということで、本格的にダイエットをはじめることにしました。

 

※脂質異常症(高脂血症):血液中に含まれるLDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪などの脂質が基準値から外れた状態のこと。大きく分けてLDLコレステロールが多いタイプとHDL(善玉)コレステロールが低いタイプ、中性脂肪が多いタイプの3タイプがあり、放置すると動脈硬化が進行し、脳梗塞や心筋梗塞等につながる可能性があります。(厚生労働省e-ヘルスネット等参照)

※脊柱管狭窄症:脳から背骨に続く神経である脊髄が通る管である「脊柱管」が、加齢や労働、あるいは背骨の病気等で狭くなり、内部の神経が圧迫されて足腰のしびれや痛みなどにつながる病気です。圧迫される神経の場所によって症状が異なります。(公益社団法人 日本整形外科学会Webサイト等参照)

※メニエール病:激しい回転性のめまいや難聴、耳鳴りなどを繰り返す内耳疾患です。自律神経の異常のほか、様々な原因が考えられ、真の原因は不明とされています。病気が慢性化してしまうと治るのが難しくなり早期治療が重要です。(日本めまい平衡学会Webサイト等参照)

 

あすけんは、どのようなきっかけで見つけてくださったのですか?

医療関連の友人や知人が多いのですが、その中の1人で医師をしている友人が一緒に選んでくれたアプリがあすけんでした。他のアプリも見てみましたが、私が使い始めようと思った当時には、たんぱく質・脂質・炭水化物のバランスを見ることができる食事管理アプリは、あすけんしかありませんでした。あすけんを使い始めるより前に、糖尿病用の単位表を使って自分なりに記録してみようと思ったこともありますが、難しかったです。外食するときもあれば、おやつを食べることもありますし、単位表をずっと使い続けるのは難しい・・・と感じました。

 

食事の記録を始める前と後で変わったと感じるところはどんなところですか?

食事の記録を始める前は「そんなに食べ過ぎてるはずがないだろう。」と思っていましたが、記録をしてみるとリンゴ1個でも自分が思っていたよりもカロリーがあり、総じて自分で考えていたよりカロリーを多くとっていたことが分かりました。また、あすけんに記録をすることで、現在の自分の食事の改善すべき点、では次の食事はどうしたら良いか?ということがすぐにわかり、いつでも管理栄養士さんが自分の食事を指導してくれている感覚で食事の食べ物②管理をすることができています。

 

特に活用している機能はありますか?

 目標設定で表示される基礎代謝量と、「わたしの記録」の摂取カロリーとのバランスを毎日の参考にしています。摂取カロリーが基礎代謝量と運動の消費カロリーの合計を下回らなければ痩せることはできないですよね。基本は食べたいものを食べていますが、食べ過ぎたと感じ、前後の食事で調整をしたいと思った際には、数値は大切な指標になります。体重を落とし過ぎてしまったと感じるときには、基礎代謝量を確認して、すこし食べる量を増やそうかな?と考えることもあります。また、体重も毎日測って記録しています。体重が変わった時に目標値を再計算してくれる点も、とても助かっています。それから、あすけんでは普段食べるものに近いものが見つけやすいです。使いやすい理由の1つですね。MYメニューも活用していて、近所のスーパーで良く買うお惣菜などで、栄養素やカロリーなどが記載されている場合には、あすけんのMYメニューに登録をしてしまっています。

 

あすけんで記録を始められたのは3年ほど前ですよね?長い期間記録を継続するために何か秘訣があるのですか?

医療関係の友人たちをはじめとする仲間にとても助けられました。一人で食事管理をしていたらきっと嫌になってしまったと思います。また、みんなの日記のフォロワーさんからのコメントもとても励みになっています。フォロワーさんの中にも同じ脊柱管狭窄症の方がいるので、お互いに励ましあったりしています。年代や住んでいる場所を超えていろいろなやりとりができることをとても楽しんでいます。

あすけんを始めたばかりのころから考えると、今はもう脂質異常症の薬は飲まなくても大丈夫ですし、20kg近くダイエットできました。あすけんBLUEサークルの中で同じ病気でがんばっている人同士、情報の交換や共有などをできるような場所ができたら、もっと良いのではないかと思っています。

 

貴重なご意見ありがとうございました。

2年間で20kg近いダイエットをされたというGさん。みんなの日記を大変活用してくださっています。私もGさんの日記を拝見しましたが、Gさんのお人柄が感じられ、読んでいるこちらも元気をいただけるようでした。フォロワーさんが沢山いらっしゃるのも納得です!

2019年10月から2020年3月の間に実施したあすけん独自の調査では、みんなの日記を公開している方のほうが、減量のペースが少しだけ早いという傾向がみられました。「みんなの日記」をまだ活用されていない方はぜひ試してみてくださいね。

日記公開グラフ(横軸:週 縦軸:Kg)

Gさんの日記やお話をお伺いしてすぐの印象は、毎日アクティブに過ごされているのだなというものでしたが、お伺いした内容をまとめているうちに、アクティブに過ごされているのと同時に、あすけんに表示される数値に冷静に向き合われていることを実感しました。それはまさに「文武両道」という印象です。

なぜか忘れがちになりますが、たしかに基礎代謝量+運動量が摂取カロリーを上回らないと、体重は減りませんよね。栄養素グラフの確認の他にも、自分の消費カロリーと摂取カロリーのバランスを正確に考えられているところがとても印象的でした。体重を落とさなければならないとき、どうしても「我慢しなければ」「がんばらなければ」と感情的になりがちですが、Gさんのように冷静に数値に向き合うことも忘れてはいけない!と今更ながら感じました。20kg近いダイエットも、あすけん健康度が平均85点と高得点なのも、冷静に数値に向き合われている結果なのだと思います。

 

 

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