ビール好き注目!「太りにくいビール」選び方のポイントとは?

「太りにくいビールがあったらうれしい」…なんて思ったことはありませんか?ビール好きの方にとって、ビールのカロリーの高さは悩みの種のひとつですよね。「カロリーや糖質が気になるけどビールも楽しみたい!」というときには、どのビールを選ぶと良いのでしょうか?今回はダイエット中のビールの選び方のポイントについて、あすけん栄養士が解説します。

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「太りにくいビール」ってあるの?

ビールのカロリーが高いと言われるのは、ビールに含まれる糖質が他のお酒に比べると多いため。またアルコール自体にもカロリーがあり、これもカロリーを高くしてしまう一因です。

ですので、糖質やアルコールの量が抑えられたビールは、普通のビールに比べるとカロリーが抑えられているものが多く「太りにくい」と言えます。

とは言え、たくさん飲んでおつまみをたっぷり楽しみ、シメに麺類やご飯もの…なんて飲み方をしていると、カロリーオーバーまっしぐら。ビールを楽しむときはおつまみ選びも肝心です。

次からはおすすめできるビールの種類を紹介しますが、おつまみの選び方も大切、ということは覚えておいてくださいね。

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ビールはどの種類がおすすめ?

最近では、カロリーや糖質をオフしたビールの種類が豊富です。ビールを楽しみながらも、健康もちょっぴり気遣えるビールの種類を知っておきましょう。

生ビールを楽しみたいなら「糖質オフのビール」

最近では、発泡酒ではない「糖質オフのビール」の種類が増えてきています。ビール好きにはうれしいニュースです。

カロリーや糖質の量は製品によって異なりますが、100mLあたり23~32kcalほどで、糖質はゼロのものもあります。もちろんたくさん飲むのは勧められませんが、一般的なビール(39kcal・糖質3.1g)と比べ、どちらも抑えられているのは喜ばしいですね。

毎日飲むなら「カロリーオフの発泡酒」

ビールとは味わいが異なりますが、発泡酒や新ジャンルのビール(第三のビール)は、糖質やカロリーオフの種類が豊富ですので毎日飲みたい方にはおすすめできます。

アルコールが含まれるため0kcalというわけにはいきませんが、製品によりかなり抑えられているものもあります。製品によって含有量が大きく異なるため、どの程度カロリーや糖質を抑えたいか、また好みの味わいによって選ぶと良いでしょう。

カロリー0も叶う「ノンアルコールビール」

「ノンアルコールビール」といわれるビールテイスト飲料は、カロリーや糖質の量が抑えられているものが多く、0kcalのものもあり種類が豊富です。0kcalであれば、カロリーを気にせず安心して楽しめますね。

最近ではノンアルコールビールの種類も増え、味わいもビールに近くなるよう工夫が凝らされています。ノンアルコールビールを休肝日に取り入れるのも良いでしょう。

ノンアルコールビールを上手に活用する方法

話題の「微アルコールビール」を活用しても

「微アルコールビール」とはアルコール度数が1%未満のビールを指す言葉として使われています。一般的なビールはアルコール度数が4~5%程度ですので、かなり控えめです。

微アルコールビールは100mLあたり12~33kcal、糖質は1.2~7.4gほど。一般的なビール(39kcal・糖質3.1g)に比べカロリーは抑えられていますが、製品によっては糖質の量が多いものもあるため、選ぶ際はチェックしてみましょう。

微アルコールビールの魅力は、アルコール量を減らせることにもあります。健康づくりに一役買ってくれますので、飲みすぎが気になる方が取り入れるのも良いでしょう。

 

ほかにもクラフトビールや地ビールなど、個性豊かなビールを見かける機会も増えてきています。種類によってアルコール度数や糖質の量が変わり、カロリーもさまざまです。このようなおいしいビールを楽しむときは適量を思う存分楽しみ、普段の晩酌はカロリーや糖質を気に掛けるようにするなど、メリハリをつけて楽しむのも良いですね。

大好きなビールをこれからもずっと楽しめるよう、普段からカラダにやさしい飲み方を心がけましょう。

 

【参考・参照】
文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)
キリンホールディングス株式会社<https://www.kirin.co.jp/>(最終閲覧日:2021/3/26)
サントリーホールディングス株式会社<https://www.suntory.co.jp/>(最終閲覧日:2021/3/26)
サッポロビール株式会社<https://www.sapporobeer.jp/>(最終閲覧日:2021/3/26)
アサヒビール株式会社<https://www.asahibeer.co.jp/>(最終閲覧日:2021/3/26)

【執筆者】
これまでに500件以上の指導経験があり、ダイエットや生活習慣病対策はもちろん、妊婦から高齢者まで幅広い指導を経験。栄養指導、レシピ制作、栄養教室や料理教室開催などのスキルと知識を生かし、あすけんではコラム執筆やオンラインカウンセリングを担当。

広田 千尋

管理栄養士
広田 千尋

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