知らなきゃもったいない!寒い時期におすすめ生姜活用法
「からだを温める食材」として思い浮かぶ生姜。みなさんは生姜をどうやって食べていますか? 生姜は、生のまま・加熱・乾燥させるなど、様々な食べ方ができますね。寒い時期の手足の冷え対策にも手軽にとり入れられる生姜の使い方と、アレンジレシピをご紹介します。
生姜の成分
生姜は強い芳香と辛味があり、食用、薬用、香辛料として広く用いられています。身近なところでは、肉や魚の下味やレバー料理などにも利用され、生ぐさみを消して、肉を柔らかくする働きがあります。生姜に含まれる辛味成分のジンゲロールやショウガオールは、手足の血の巡りをサポートすることが期待されます。
栄養士おすすめ!生姜レシピ4選
1.乾燥生姜
「乾燥生姜」は簡単に手づくりできます。スライスした生姜を1日天日干しするか、1週間室内干しすれば、乾燥生姜の出来上がりです。
乾燥生姜をフードプロセッサーやミキサーで細かくすれば、パウダーとして料理の風味づけに使うこともできますよ。
2.乾燥生姜をつかった紅茶
温かい紅茶に乾燥生姜を1~2枚加えます。お好みではちみつを加えると優しい味わいのドリンクに。ミルクティーに乾燥生姜を加えて、インド風のミルクティー「チャイ」のような風味にするのもおすすめです。
3.加熱生姜のジンジャーシロップ
①薄くスライスした生の生姜100gに、砂糖を150gまぶして1晩寝かす。
②水100ml・1晩寝かせた生姜・生姜から出た水分を一緒に小鍋で煮詰める。
③甘味が足りなければ砂糖を足し、風味づけにレモン汁を加える。あら熱が取れたら、清潔な容器に入れ、冷蔵庫で保存するのがポイント。
温めても冷やしても使えるのがジンジャーシロップのよいところ。ジンジャーシロップをお湯に溶かしたホットドリンクや、炭酸水に加えてジンジャーエールにして楽しんでください。
4. 生姜スープ
①鍋に入れた水・鶏ガラスープの素を中火にかけ、沸騰したらすりおろした生姜か乾燥生姜を適量加える。
②きのこ・長ネギ・にんじんなどの具材を入れて火を通し、ごま油を少量加える。
スープには、乾燥生姜・加熱生姜のどちらを加えてもOK。より生姜の風味を楽しみたいときは、スープの仕上げに生姜を入れ、「加熱生姜」にしてみましょう。
その他、乾燥生姜をつかったホットスムージー食材もご紹介しています。
⇒生姜で冷え対策!栄養士おすすめのホットスムージー食材はこちら
血流を良くすることで、ダイエットにも効果が期待できます。身近で使いやすい生姜を上手に活用してみましょう。
【参考・参照】
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「健康食品」の安全性・有効性情報 ショウガ 〈https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail715lite.html〉(最終閲覧日:2022/01/23)