冬の温活習慣に!ホットスムージーで得られるうれしい効果5つ

ビタミンやミネラルが手軽に補給できるスムージー。街中にもスムージーが飲めるスタンドが増えています。しかし、だんだん寒くなってくると、カラダは冷たいドリンクより暖かいものを欲しますよね。
これからの季節は、温かいスムージーでカラダを温める温活に取り組んでみませんか?
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ホットスムージーとは

冷たいスムージーを温めたり、加熱調理した食材を利用したりして作るスムージーです。
スムージーは生の野菜と果物に含まれる酵素(食物酵素)が効率よく摂れるドリンクとして人気がありますが、ホットにすると熱に弱い酵素は損失してしまいます。しかし、ホットにすることで消化器官が働き、カラダの代謝がアップする効能もあります

ホットスムージーに期待できる温活効果5つ

1.カラダが温まる

寒い季節に冷たいドリンクを摂ると、カラダを冷やして代謝を下げてしまいます。体温に近い食べ物と飲み物を摂り入れることで代謝は効率よく行われます。内と外の両方からカラダを温めて血行を良くすることで、寒い冬特有の冷えや乾燥肌、風邪など、さまざまな体調不良の予防に繋がります。

2.抗酸化力アップ

スムージーによく使われるにんじんほうれん草かぼちゃに含まれるβ-カロテンは、加熱することにより吸収量が増えます。β-カロテンは強い抗酸化作用を持ち、カラダに増加しすぎた活性酸素を除去する働きがあります。この力が”カラダのサビ”を防ぎ、生活習慣病の予防やアンチエイジング、美肌つくりに役立ちます。

3.カルシウムの吸収力がアップ

スムージーをまろやかに仕上げる食材としてヨーグルトがよく使われます。ヨーグルトなどの乳製品にはカルシウムが豊富に含まれていますが、温めて摂ることで胃腸の働きが活発になりカルシウムの吸収率が高まるといわれています。
⇒寒い日におすすめ!ホットヨーグルトダイエット

4.胃腸の働きがアップ

腸を冷やしてしまうと代謝が落ち、便秘の原因に。カラダが温まると腸内の善玉菌の働きが活発になり、腸内環境が整って栄養の吸収力もアップします。

5.美肌効果

食物繊維菌類が豊富に含まれている食材は、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスを整えてくれます。腸の活動が元気になるとカラダにたまった老廃物が排泄され、肌が美しく生まれ変わります。

 

さまざまな効果を期待できるホットスムージー!せっかく摂るなら、自分に合った食材を選んでみましょう。症状改善別のスムージー食材や、レシピをご紹介しています。
⇒冷えや免疫力アップに!栄養士が薦めるスムージーレシピ3選はこちら

温かい飲み物は、ココロがほっと安らぎますね。ホットスムージーはビタミンやミネラル類が手軽に摂れ、忙しい朝の朝食や夕方の間食に適しています。寒い季節はカラダの内と外から温活しませんか。

 

【執筆者】
コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。

衞藤敬子

管理栄養士
衞藤敬子

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