あすけんおすすめレシピ 簡単チャーシュー
塊肉は作り置きにピッタリ。多めに作って常備して、たんぱく質をすみやかに補給。
【材 料】 (作りやすい量)
豚肩ロース 500g
サラダ油 小さじ2
ショウガ 1片
ネギの青い部分 適量
水 豚肉がかぶる程度(1~1.2ℓ)
豚肉のゆで汁 100ml
a)
料理酒 大さじ2
しょうゆ 大さじ5
みりん 大さじ5
砂糖 大さじ1
酢 小さじ
【作り方】
①豚肩ロースはタコ糸で縛り、形を整える。ショウガは皮付きのまま薄切りにする。
②フライパンにサラダ油を入れ、強火で加熱する。豚肩ロースを入れ、ひっくり返しながら焼く。表面に焼き色がついたら取り出す。(中は生のままで良い)
③②のフライパンに、a)の料理酒を入れて、中火にかける。肉を焼いたあとの焦げをこそげとったら、a)のその他の調味料を加え、ひと煮立ちさせる。火を止め、粗熱を冷ます。
④厚手の鍋に、②と、ショウガ、ネギの青い部分を入れ、かぶるくらいの水を入れる。沸騰したら火を弱め、弱火で30~40分、表面がしずかに動く程度の火加減でゆでる。途中でアクをひく。
⑤耐熱性のあるビニール袋に、③と分量の豚肉のゆで汁を入れ、混ぜ合わせたら③の豚肉をつける。漬け汁が全体に浸るようにビニール袋の空気を抜き、3時間以上置く。(夏場は冷蔵庫で置く)
⑥焼豚を取り出し、タコ糸をとってから薄切りにする。漬け汁を適量かける。
ワンポイントアドバイス
豚肉はたんぱく質が豊富なうえ、糖質の代謝に欠かせないビタミンB1が多く、疲労回復の効果が期待できます。スイーツが好きな方やごはん、麺、パンに偏りがちな方もビタミンB1はおすすめです。焼豚はスライスしてサンドイッチに、麺類やチャーハンの具にと大活躍。多めに作ってストックしておくと便利です。塊肉を茹でるとき、竹串をさして、押し戻されるような抵抗があれば、中に火が通っていない証拠。指した竹串の部分が熱くなっていたら加熱完了です。強火で煮込むとパサパサになるので、弱火でじっくりと。時間はかかりますが、手間は少ないのでおうち時間が長いときに作ってみてください。
おうちごはん研究家、管理栄養士、スパイスコーディネーター
フードサービス業界にて、レシピ開発やイベント企画等を担当し、メタボリックシンドローム予防の特定保健指導の相談員としても活躍。活動を通じて三度の食事が健康につながることを実感し、日常の食事の大切さを伝えたいと、料理教室を始める。離乳食や幼児食などの食育活動、主婦向けの料理教室、レシピ提案など「作る人と食べる人の絆を結ぶおうちごはん」をテーマに、簡単で楽しく、美味しい料理を提案している。
管理栄養士
金丸 利恵