野菜不足の救世主。コンビニの「冷凍肉入りカット野菜」がすごい!
24時間いつでも食べ物が手に入るコンビニは、ありがたい存在ですよね。でもコンビニユーザーの中には、野菜不足を感じている方も多いのではないでしょうか。
そんなときにおすすめしたいのがコンビニで買える「冷凍肉入りカット野菜」。
今回は、そもそもなぜ野菜不足がいけないのか?という理由から、冷凍肉入りカット野菜の紹介、おすすめの使い方をご紹介します。
野菜不足ってどうしていけないの?
「野菜、とらなきゃいけないな…」なんて思っていても、なかなか行動に移せないのが人間というもの。そんなあなたのために、あすけん栄養士が「野菜をとらないと損する理由」をお伝えします。
野菜不足はダイエットの大敵!
まず野菜不足は、なんといってもダイエットの大敵です。
野菜をとらないことで、
・野菜よりカロリーの高い、ご飯やお肉でお腹を満たそうとしてしまう
・よく噛まずに食べられてしまうため、早食いになってしまいやすい
というデメリットが考えられます。
野菜はご飯や肉に比べると低カロリー。お腹いっぱい食べても安心な野菜を取り入れることで、食事全体のカロリーを抑えることができますよ。ダイエットしたい方は、野菜をしっかり味方につけましょう。
知らないうちにカラダの調子を乱しているかも
野菜に含まれるビタミンやミネラルは、カラダの調子を整えるのに欠かせない栄養素。「なんだか疲れが取れにくいな」「お肌の調子が悪いな…」(※)なんていうのも、もしかすると野菜不足の可能性もあるのです。
疲れたときは「栄養ドリンク!」ではなく、まずは食生活で「最近野菜が不足していないかな?」などと振り返ってみましょう。
※…ビタミンAやビタミンCは皮膚の健康を守り、ビタミンCは不足することで疲労感の症状が出ることがあります
野菜不足の救世主!コンビニで買える「冷凍肉入りカット野菜」
野菜不足解消の役に立つ、「冷凍肉入りカット野菜」。どのような商品なのか、またおすすめの使い方をご紹介します。
冷凍肉入りカット野菜とは
冷凍肉入りカット野菜は、1人分程度の肉とカットされた野菜が冷凍されたもの。セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンなどのコンビニで手に入ります。
手軽に使えるので、野菜不足を感じたときに役立ちます。またお肉まで入っているので、これだけでおかずが完成します。さらに、冷蔵のカット野菜と比べると日持ちするので、すぐに使わなくてもいいのがありがたいです。
セブン-イレブンで購入したものを開封すると、このように野菜が入っていました。
コンビニにより、具材が若干異なるため、表でご紹介します。
<コンビニごとの肉入りカット野菜の比較>
コンビニ名 | 価格(税込み) | 内容量 | エネルギー量 | 具材の種類 |
セブン‐イレブン | 108円 | 130g | 65kcal | 豚肉・キャベツ・たまねぎ・にんじん・青ピーマン |
ファミリーマート | 108円 | 130g | 65kcal | 豚肉・キャベツ・たまねぎ・にんじん・たけのこ・きくらげ・青ピーマン |
ローソン | 108円 | 130g | 85kcal | 豚肉・キャベツ・たまねぎ・にんじん・たけのこ・きくらげ・青ピーマン |
※商品は2020年8月21日時点の情報です
どのコンビニも、1袋130g。食べきりサイズなのもうれしいですね。1日の野菜の目標量350gのうち、約3分の1を補うことができます。
おすすめの使い方
肉入りカット野菜は凍ったまま鍋やフライパンに入れて調理ができます。または電子レンジで加熱してもOKです。
①インスタントラーメンのトッピングに…ラーメンを煮るときに一緒に煮込む
②野菜炒めに…塩こしょう、焼肉のたれ、カレー粉などで味付けする
③蒸し野菜に…電子レンジで加熱して、ポン酢などをかける
④スープの具材に…コンソメスープや豚汁の具材にする
⑤鍋ものの材料に…「鍋の素」と豆腐などと一緒に煮込む
野菜不足解消のひとつの手段として、便利な冷凍野菜をご紹介しました。コンビニではほかにも、冷凍のブロッコリーやほうれん草、オクラなども手に入れることができますよ。ぜひ試してみてくださいね。
【参考・参照】
厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版)
セブン-イレブン<https://7premium.jp/product/search/detail?id=3963>(最終閲覧日:2020/08/21)
ファミリーマート<https://www.family.co.jp/goods/frozen_foods/3510599.html>(最終閲覧日:2020/08/21)
ローソン<https://www.lawson.co.jp/recommend/original/detail/1404376_1996.html>(最終閲覧日:2020/08/21)
【執筆者】
これまでに500件以上の指導経験があり、ダイエットや生活習慣病対策はもちろん、妊婦から高齢者まで幅広い指導を経験。栄養指導、レシピ制作、栄養教室や料理教室開催などのスキルと知識を生かし、あすけんではコラム執筆やオンラインカウンセリングを担当。
管理栄養士
広田 千尋