ストレッチダイエット
ストレッチで姿勢改善
~柔軟性が高まると代謝アップに!~
特に姿勢が悪い…身体が硬い…という方は、ストレッチの姿勢改善・柔軟性アップ効果によってダイエットの効率を高めることができます。また、ストレッチは疲労回復やむくみの改善にも効果的です!今回は、固くなりやすい身体の部分へのストレッチとコツをご紹介していきます。
ストレッチダイエットの方法
ストレッチは、ラジオ体操のような「動きながら行うストレッチ」と、伸びている所で動きを止めて「ゆっくり伸ばすストレッチ」とに分けられます。今回は「ゆっくり伸ばすストレッチ」の方法とコツをお伝えしていきます。
ストレッチの強さ
伸ばしている筋肉が「痛気持ちいい」くらいの感覚で伸びている所で動きを止めます。
時間
20秒~30秒ほど伸ばし、1度緩めたらもう1度行いましょう。
ポイント
・人によって、柔軟性が上がる時間が異なりますので、2回〜3回を目安として柔軟性が上がってくるまで行うと効果が出てきます。
・「呼吸と合わせてストレッチ」を行うと更に効果的です。吸う呼吸で準備をし、吐きながらゆっくりと伸ばしていくよう行っていきましょう。
上記を意識しながら全てのストレッチを行い、伸ばしたい筋肉を気持ちよく伸ばしていきましょう。
今日からできるストレッチ
もも裏のストレッチ
1.片方の脚を伸ばし、片方は曲げます。
2.ヒザを伸ばしたまま、伸びている脚の方向に身体を倒します。
※姿勢よく、胸を張ったまま倒しください。
3.もも裏が心地よく伸びて気持ちいい所で30秒伸ばしたら、反対も伸ばしましょう。
筋肉が固まると、身体の動く範囲が狭まくなり、代謝が落ちます。もも裏の筋肉が硬くなると、歩幅が狭くなりやすく、代謝が落ちますので、柔軟な筋肉にしておくことが重要です。
もも前のストレッチ
1.横向けに寝転んだら、上側のヒザを曲げ足首を持ちます。
2.ヒザが身体よりも後にあるように手でコントロールしながら、さらにヒザを曲げていきます。
3.もも前が心地よく伸びて気持ちいい所で30秒伸ばしたら、反対も伸ばしましょう。
もも前の筋肉が硬いと、実はお尻の筋肉が使い辛くなります。また、ヒザを曲げる動作の制限がかかりますので、代謝が落ちてしまいます。特に正座が出来ないという方は、是非、行ってみて下さい。
胸のストレッチ
1.ヒジの角度は90°程にして、手で壁を持ったら、胸を突き出すように前に体重を移動します。
2.胸が心地よく伸びて気持ちいい所で30秒伸ばしたら、反対を伸ばしましょう。
※壁を持つ位置を少し高くすると、胸の下の方を伸ばすことができますので、位置を変えながら伸ばしてみましょう。
胸の筋肉が硬くなると、猫背になり、胸郭(胸)が広がりにくくなます。
胸が広がりにくいと肺が膨らみにくくなり、有酸素運動の効果が薄まります。ダイエットのためにも、柔軟性を高めておくことが大切な筋肉です!
背中のストレッチ
1.片方の手で壁を持ったら、同じ方向の脚を大きく後に出します。
2.背中を丸めながら、体重を後に掛けていき、背中を伸ばしていきましょう。
3.わきの下や背中が心地よく伸びて気持ちいい所で30秒伸ばしたら、反対を伸ばしましょう。
背中が硬くなると、手が上に上がりにくくなり、代謝が落ちます。また、肩こりになりやすくなりますので、是非行ってみて下さい!
ストレッチダイエットの効果
柔軟性向上・リラックス・疲労回復・ケガの予防といった様々な効果も期待できるのがストレッチ。
姿勢が悪い方は、姿勢を改善することで身体全体の筋肉が動きやすい状態になります。日常の動作がしやすくなりますので、基本的な代謝が高まり、活動代謝も高まります。
直接的なダイエット効果は有酸素運動や筋トレに及びませんが、継続して実施をしていくことで着実に痩せやすい身体に近づけます。
■東急スポーツオアシスからのおすすめ
ベッドで簡単「ながらエクササイズ」ストレッチ編(もも裏ストレッチ)
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柔軟性アップやリラックス目的でストレッチを行っている方は多いかと思いますが、少し意識を変えることで、姿勢改善やダイエットにも効果が期待できます。ストレッチは毎日実施しても大丈夫ですので、是非気づいた時に行ってください!
東急スポーツオアシス:モチベーションアカデミー認定ジュニアティーチャー
横浜達也