カラダにやさしい和夕食(総カロリー649kcal)by archi
新年を迎え、何となくカラダが重く感じたり胃腸もお疲れ気味な方もいるのでは?和定食は油が少なくカロリー控えめで栄養バランスもとれているので、寝る前の胃腸に負担が少なく夕食が遅くなりがちな人にこそおすすめ。今回はそんなカラダにやさしい和夕食をご紹介します。(2015.1.21更新)
【内容】アジの干物、キャベツと野菜の炒め物、人参サラダ、ほうれん草のお浸し、金平ごぼう、お味噌汁、ご飯、黒烏龍茶
ビタミン類と食物繊維で冬のトラブル対策に♪
寒いこの時期のトラブルと言えば、肌の乾燥や風邪などの感染症。
この食事では、肌の細胞を活性化して健康に保ったり、鼻や喉などの粘膜を保護したりするビタミンAやビタミンB2が豊富。肌荒れや風邪予防対策として緑黄色野菜や玉子などをおかずに取り入れることで普段の食事の中でうまく摂ることができますよ。更に食物繊維もしっかり摂れているので肌荒れの原因となる便秘予防にも。
干物でDHAチャージ☆
干物とは魚介類の身を開いて乾燥させたシンプルで高タンパクな加工食品。代表的なものが塩漬けにしたものを干す「塩干し」、みりんや醤油などの調味液につけたものを干す「みりん干し」などがあります。製造方法は地方によって異なりますが乾燥した空気が吹き込む冬場の干物が美味しいと言われています。
そんな干物は、乾燥することで栄養素がギュっと閉じ込められ、生の魚に比べて特にDHAが豊富。DHAは血流を良くすることで生活習慣病予防、脳の神経細胞活性化、目の健康にも作用する優秀な栄養素です。青魚の干物を食べることで効率良くDHAを摂ることができますよ。
献立の栄養素グラフ
※基準値は30代女性の平均的な夕食の摂取量をもとに計算しています。
ワンポイントアドバイス
和食のおかずは塩分が多くなりがち。干物や汁物に加えてお漬物などの「ご飯の友」も加わると更に塩分量が増えてしまいます。できるだけ「だし」をきかせて、薄味をこころがけましょう。
干物は、冷凍もできて調理も簡単なので忙しい時のおかずに使うのもおすすめ。サバの開きにすることで、カロリーは高くなりますが、DHA・EPA・ビタミンB2などを更に多く摂ることもできます。魚の種類を変えながら味を楽しむのも良さそうですね。