妊婦さんも安心!飲み物でできる花粉症対策

花粉症は、杉やひのきなどの植物の花粉が原因となって起こるアレルギー疾患のひとつで、鼻水・鼻づまり・目のかゆみ・くしゃみといった不快な症状が特徴です。薬を服用できない妊娠中は、とくに辛いですよね。そこで、花粉症の症状を軽くしてくれる妊婦さんでも安心のドリンクを3つご紹介します。

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花粉症の予防や緩和が期待できるドリンク3つ

1.乳酸菌飲料

飲むヨーグルト・ヤクルト・カルピスといった飲料に含まれる乳酸菌は、腸内の善玉菌を増やし、免疫力を高めてくれます。また、乳酸菌は、敵と勘違いして花粉を攻撃してしまうIgE抗体が作られるのを抑制し、アレルギー反応を抑えるTh1細胞の働きを強くしてくれることが分かってきました。

なかでもBB536乳酸菌・フェカリス菌・L-92乳酸菌などは、花粉症の改善に効果があるとして注目されています。表示を見て症状にあった乳酸菌飲料をチョイスしてみましょう。体質改善には、花粉症シーズンだけでなく長期間続けることが大切ですよ。
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2.べにふうき茶

アレルギーの原因となる花粉が体内に入ると、細胞からアレルギー症状の引き金となるヒスタミンが放出されます。このヒスタミンを抑えるのが、お茶に含まれるカテキンの一種、メチル化カテキン。べにふうき茶には、メチル化カテキンが含まれており、スギ花粉症の症状を軽減したという実験結果があります。(※1)

熱湯で5分以上置くと茶葉中のメチル化カテキンのおよそ30%が抽出される(※2)のでおすすめです。ただし、妊娠中はお茶に含まれるカフェインの摂取にも気を付けたいので、一日1~2杯くらいを目安にしましょう。
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3.シソジュース

赤シソには、ポリフェノールの一種であるロズマリン酸がたっぷり含まれています。ロズマリン酸は IgE抗体やヒスタミンが作られるのを抑制し、目のかゆみや鼻炎の症状改善に効果が期待できるとの実験結果が得られています。

花粉症を悪化させてしまうドリンクとは

妊娠中のアルコール摂取は、胎児に悪影響を及ぼすだけでなく、血管を拡張させ目の充血などの原因になることもあるので注意が必要です。また、妊娠中はつわりや味覚の変化などで食事を摂ることさえ難しい場合もあります。まずは、母子ともに健康でいるために、バランスのよい食生活を心がけ、花粉症にかかりにくいカラダを作ることが大切です。

 

花粉症を緩和してくれるドリンクは体質改善に効果が期待できるので、意識して普段の食生活に取り入れたいですね。もし、症状がひどいときは無理はせず医師の指示を仰ぐようにしましょう。

 

【参考・参照】
(※1)岩井信市, “茶ポリフェノールの多機能生理作用”, 昭和大学薬学雑誌 第4巻 第 2 号, 2013年, pp.106-107
〈http://www.showa-u.ac.jp/sch/pharm/showa_jour_pharm/back_number/frdi8b000000ilk2-att/iwai.pdf〉
(※2)健康食品の素材情報ベース メチル化カテキン
〈http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail3467.html〉(最終閲覧日:2017/6/9)

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