あしたば|野菜

「あしたば」は生育が早く、今日摘んでも明日には新芽が出るほど、というところから「明日葉」の名がついたと言われています。その生命力の強さから、古くから薬効のある山野草として利用されてきました。
セリに似たさわやかな香りがし、あしたば特有のフラボノイドであるカルコンのほか、カロテンビタミンB群ビタミンCなどのビタミン類やカルシウムなどのミネラルを豊富に含み、滋養強壮にも効果があると言われています。

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あしたばの栄養成分と効果

カルコン

ポリフェノールの一種でフラボノイドのカルコンは、内臓脂肪や血中コレステロールを減少させる働きがあるので、動脈硬化や生活習慣病に効果的とされています。また、強い抗酸化作用があり、血中の脂肪の酸化を防ぎ血管を若々しく保ってくれます。

ビタミンA(カロテン)

皮膚や喉などの粘膜を正常に保つ働きがあります。肌のカサつきや肌荒れを改善する効果もあります。

ビタミンB2

脂肪の燃焼に関わるビタミンで、エネルギー代謝や細胞の新陳代謝を促進し、皮膚や毛髪・爪などの健康維持を助けます

ビタミンB12

ビタミンB12を含むのは主に動物性食品で、地上の植物ではあしたばにだけ含まれます。葉酸とともに赤血球の合成に関与し、『造血ビタミン』とも言われています。また、脳からの指令を伝達する神経の機能の維持・改善の働きもあります。

ビタミンC

コラーゲンの生成を促進し、肌のハリを保ち、しわの予防や改善にも効果的です。また、抗ストレスホルモンの合成に関わっており、ストレスを和らげる効果もあります。

カルシウム

歯や骨を丈夫にするだけでなく、筋肉の動きを滑らかにしたり、情緒を安定させる働きがあります。

赤血球の構成成分として、また筋肉中のタンパク質に含まれる形で体中に酸素を運搬し、貧血を予防します。

あしたばのおいしい食べ方

カルシウムが豊富な食品と一緒とる

セリに似たさわやかな香りには興奮した気分を鎮める効果があります。カルシウムが豊富なチーズ牛乳との食べ合わせは、ストレス耐性の向上にもおすすめです。

香りが苦手なときは・・・

下茹で後にさっと水にさらすと、香りをやわらげることができます。ただし、茹で過ぎたり水にさらし過ぎたりすると、ビタミンCが溶け出てしまうため、短時間で済ませるのがポイント

おすすめ調理法

お浸しや胡麻和えにしてもいいですが、天ぷらや炒めもののようなを使う料理は、独特の苦みも気になりません。

おすすめレシピ

油揚げとあしたばの味噌汁
溶け出してしまったビタミンも味噌汁にすることで、まるごと食べることができます。
牛すじ肉とあしたばのポン酢あえ
美肌作りにおすすめの一品。ビタミンを多く含むあしたばと、コラーゲンが豊富で美容効果もある牛すじ肉を、大根おろしとポン酢でさっぱりといただけます。

 

寒さに弱く、太平洋側などの暖かい地域に自生しているあしたばは、新芽を出す2月~4月が旬と言われています。ぜひ旬の野菜をとり入れてみてくださいね。

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