【第1回】そもそも時間栄養学って?

朝食を抜くとどうなるのか

朝食は英語でbreakfast。空腹(fast)を断ち切る(break)という意味があります。朝食の刺激が、カラダ全体に目覚めを伝える信号となるのです。朝食を抜くと、1日のカラダの動きが順調にスタートせず、肥満になりやすい要素が増えていきます。

エネルギー消費量の低下

睡眠中は体温を下げ、エネルギー代謝を節約するように働きます。朝食によってリセットされないと、この状態が長く続き、1日のエネルギー消費量が低下します。

筋肉の減少

カラダに糖が入ってこないと、代わりに筋肉を分解してエネルギー源とします。筋肉は熱を生み出す工場。筋肉が減っていくと低体温、代謝の悪さの原因となります。

肥満の原因

朝食抜きで、エネルギーにする材料がないまま活動すると、カラダは危険を感じ、次に入ってきた食べ物を貯蓄するよう働きます。この防御反応により脂肪を溜め込みやすくなり、肥満の原因になります。

どんな朝食がベスト?忙しい朝でも実践できる朝食テクニック

忙しい朝はおにぎり1個とか、シリアルなど糖質に偏った食事になりがち。しかし末端時計遺伝子をリセットさせるには、糖質だけでなく、筋肉や酵素の材料となるタンパク質をしっかりとることが大切!主食で糖質を、主菜でタンパク質をとり、それらを働かせるためのビタミン、ミネラルを含んだ副菜、汁物を組み合わせるのが理想です。

そうはいっても忙しい朝は、品数が多く、バランスの整った食事を準備するのは大変なもの。事前に準備できるものや、手軽に食べられるものを常備して、朝の忙しさを乗り切りましょう。

前日の夜に準備をする

卵をゆでる、野菜たっぷりのスープを作っておく、フルーツをカットし密閉容器に入れておくなど、前日の夜に準備しておくと、朝はスムーズに食事をとることができますね。

気軽に食べられるタンパク源をストックする

卵、豆腐、納豆、シーチキン、サケやサバの水煮缶、牛乳、ヨーグルトなどは調理の手間が少なく、すぐに食べることができて便利です。

夕飯のおかずを朝食にまわす

脂肪合成にかかわるタンパク質は夜に増えるので、夜9時以降の食事は体脂肪になりやすくなります。また胃に負担がかかり、朝の目覚めも悪くなりがち。夕食が9時以降になる場合は、ご飯、味噌汁、漬物、納豆など、朝ごはんのようなメニューで軽くすませ、夕食のおかずを朝食に回してみてはいかがでしょうか?夕食を食べすぎなければ、起床後は空腹を感じるはず。朝が苦手な方もおいしく朝食を食べられますよ。

 

朝ちょっと早起きし、朝の光をたっぷり浴びてから、おいしい朝食を食べる。「早寝、早起き、朝ごはん」で体内時計を整えることは、美容と健康を保つ生活の基本なのですね。

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