【第1回】そもそも時間栄養学って?

「時間栄養学」という言葉を、はじめて聞く方もいらっしゃるかもしれません。「時間栄養学」は私たちの生態リズムに則って、考えられた栄養学なのです。これにより「いつ何を食べたらいいのか」「何がベストなのか?」がわかるようになってきたのです。

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そもそも、時間栄養学ってなに?

私たちのカラダには見えない時計が備わっています。朝になれば目が覚め、夜は1日の疲れを癒すために眠ります。たとえ目覚まし時計が鳴らなくても、
仕事や用事が無くても、カラダのなかの「体内時計」によって、自然にこのような流れで生活できるようになっているのです。

この体内時計、すなわち生態リズムの視点から考えられた栄養学を「時間栄養学」といいます。今までは食べたものの総エネルギーが重視されていましたが、
時間栄養学の研究により、食べる時間や、朝昼晩の食事の比率で、健康面やダイエットに影響を与えることがわかってきました。

地球の時間と体内時計の関係

1日は24時間ですが、人間の生体リズムは少し長く、25時間周期でカラダの活動を行っています。もし真っ暗な密室で生活すると、私たちは1日を25時間の周期で動きます。
しかし地球の動きに合わせて1時間のズレを調整し、24時間周期に合わせる仕組みが、カラダには備わっているのです。その体内時計をリセットするスイッチが、「太陽の光」と「朝食」です。

太陽の光

起床後、朝の光をあびることで、体内時計をつかさどる脳の「時間遺伝子」が働き、体内時計がリセットされます。これにより活動のピークである日中に向けて1日がスタートします。

朝食

内臓の働きを調整する「末端時計遺伝子」は、朝食を食べることで働きはじめます。内臓が目覚め、1日のエネルギー代謝が活発になります。

太陽の光と朝食

1日を活動的に過ごすには太陽の光を感知することと、朝食をしっかり食べて、内蔵を目覚めさせることが大事です。次のページでは、朝食抜きのデメリットや忙しい朝の朝食テクニック法をご紹介します。

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