デトックス効果で美肌に近づく!春野菜のサラダ3選

日に日に暖かくなってきて、スーパーでも菜の花や新玉ねぎなどの春野菜が並んで春を感じるようになりました。春野菜は美肌をサポートしてくれるビタミン・ミネラル食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。そこで、春野菜を使ったおすすめのサラダをご紹介します。カラダの中に溜まった老廃物を掃除して、プルプル潤いのあるお肌を目指しましょう。 greek salad

美肌におすすめ春野菜のサラダ3選

新玉ねぎとトマトのサラダ

《レシピ 2人分》1人前 約50kcal

  • 新玉ねぎ            1個
  • トマト                   1個
  • かつお節                2パック

(ドレッシング)

  • マヨネーズ           大さじ1
  • しょう油                大さじ1

《作り方》
1.新玉ねぎはスライスに切って、15分程水にさらして辛みを飛ばします。
2.トマトはスライスに切り分けます。
3.器に水を切った玉ねぎスライスとトマトスライスを盛り付けて、かつお節をトッピングします。
4.マヨネーズを細口の型で絞りだしてかけて、しょう油はかつお節に浸すようにかけます。

~メモ~
新玉ねぎは辛みが少ないので、水にさらす時間は少なめでも良いです。

《効能》
玉ねぎの香り成分であるケルセチンには強い抗酸化作用があり、体内にたまった有害物質や老廃物の排泄を促す作用があります。また、腸内で善玉菌を増やしてくれるオリゴ糖や、腸内環境を整えて老廃物の排泄を助ける水溶性食物繊維も豊富に含まれています。 他にも、玉ねぎに含まれるミネラル分であるセレニウムにも強い抗酸化作用があり、細胞の老化を防ぎます

菜の花とサーモンのサラダ

《レシピ 2人分》 1人前 約219kcal  

  • 菜の花     1パック
  • 玉ねぎ     1/4個
  • スモークサーモン    1パック

(ドレッシング)

  • エクストラバージンオリーブオイル        大さじ1
  • 白ワインビネガー                                大さじ1
  • 塩                                                     少々
  • 黒こしょう                                         少々

《作り方》
1.菜の花は2cm程に切り分けて、電子レンジで1分半~2分程加熱調理します。
2.玉ねぎはスライスにして、水につけて辛みを飛ばします。辛みが強い場合は、電子レンジで2分ほど加熱調理します。
3.トマトをくし切りに切り分けます。
4.サーモンは一口大に切り分けます。
5.ドレッシングの材料を混ぜ合わせておきます。
6.お皿にスモークサーモンと菜の花・玉ねぎ・トマトを盛り、ドレッシングをかけます。

《効能》
菜の花にはビタミンCβ-カロテンが豊富。ビタミンCは肌を構成するコラーゲンの生成を促し、シミの原因となるメラニン色素を抑える作用があります。β-カロテンは皮膚・粘膜の健康を保ち、肌の角質を抑えたり、肌のキメを整えたりする効果があります。
また、菜の花は辛み成分のイソチオネシアネートの元になるグルコシノレートをつぼみ部分に多く含んでいます。この成分は肝臓での解毒作用を促す作用があり、肝臓は体内に溜まった有害物質を無毒化する役目を担っています。
スモークサーモンには抗酸化力の強いアスタキサンチンが豊富に含まれます。紫外線で負担をかけたお肌の活性酸素を除去して、しわ・シミ・たるみなど肌トラブルの改善に効果が高い成分です。
老化に負けない!抗酸化物質を多く含む食品

グリーンピースとエビのホットサラダ

《レシピ 2人分》 1人前 約120kcal

  • グリーンピース       500g(正味約150g)
  • エビ                      10尾
  • 温泉卵                   2個
  • サラダ菜                2~3枚
  • 出し汁                   180cc
  • みりん                   大さじ1
  • 酒                         大さじ1
  • 塩                         少々

《作り方》
1.グリーンピースはさやから出して、水に30分ほど浸けておきます。
2.エビは殻と尾をむいて、背に切り目をいれて背ワタをとっておきます。塩を少々ふり、オーブントースターで10分程焦げ目がつくまで焼きます。
3.お鍋にグリーンピースがかぶるぐらいの水を入れて、塩を加えてグリーンピースを3分ほど茹でます。
4.お湯を捨てて、お鍋に出し汁とみりん・酒・塩を加えて煮立たせます。グリーンピースを加えて5~6分ほど柔らかくなるまで煮ます。
5.器にサラダ菜をしいて、グリーンピースを盛り付け、エビと温泉卵をそえます。

《効能》
グリーンピースには食物繊維のうち、不溶性食物繊維が豊富に含まれています。不溶性食物繊維は腸内環境の善玉菌と悪玉菌のバランスを整えて、体内の老廃物の排泄を促します。また、肌を構成するコラーゲンの合成を助けるビタミンCと皮膚粘膜の健康を維持するβ-カロテンも含まれ、美肌作りを助けてくれる食材です。
さらに、カリウムも豊富に含んでいるため、余分な水分とナトリウムの排泄を促して、むくみの解消を後押し。一年中を通して、冷凍のグリーンピースが利用できますが、春に収穫される生のグリーンピースは甘みがあり、ふっくらした食感が楽しめますよ。
栄養士が伝授!水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の違い

旬の野菜には美肌に効果的な栄養素がぎゅっとつまっていて、カラダに溜まった老廃物の排泄を促進してくれます。春野菜を使ったいろいろなレシピで美肌を目指してくださいね。

【執筆者】
コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。

衞藤敬子

管理栄養士
衞藤敬子

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