暴飲暴食をリセット!翌日やるべき3つのポイントとは?

休日は食べ過ぎ、飲み過ぎが続いてしまいがちですね。
楽しく過ごした翌日は、すばやく頭と胃袋をリセットモードに切り替えることが大切。そこで飲み会翌日に意識するポイントを伝授します!

暴飲暴食をリセットする方法3つ

食べ過ぎてしまっても、一週間以内に調整すれば、体重の増加を予防することはできます。
怖いのは、暴飲暴食パターンから抜け出せなくなったり、投げやりになったりしてダイエットに気を配らなくなること。飲み会の翌日に実践できるポイントを今日からとり入れていきましょう。

1.体重計に乗り、鏡で全身を映す

体重計や鏡でまずは実態の把握から開始です。もし体重が増えていたり、ぽっこりおなかやむくみが気になったりしたら、3日を目安に元にもどす目標を立てましょう
とくに外食は味の濃い料理が多いため、塩分の摂りすぎからむくみの原因になります。顔や手足がむくんでいないか、よく確認してみてくださいね。

ちなみに、体重測定とBodyチェックは、食べ過ぎた翌日だけでなく、できれば毎日してほしいこと。カラダの現状を知るうえでとても大切なので、意識してみましょう。
⇒翌日もむくみ知らず!飲み会でとり入れるワザ3つ

2.水分を多く摂る

アルコールの利尿効果により、たくさんお酒を飲んだ後は、体内の水分が不足しがち。

水分が不足すると脂肪の代謝効率が悪くなるだけでなく、老廃物をため込んで肌荒れ便秘になったり、乾燥から目元口元のしわを招きやすくなります。そうならないためにも、お水やお茶をしっかり飲むようにしましょう。※ただし、糖分が多いスポーツドリンクやジュースはNGです。
二日酔いの場合、体内に残った毒素を排出するためにたくさん水を飲むと、回復を早めることができますよ。

3.夕食はいつもの半分のカロリーにする

食べ過ぎた翌日は「夕食」に的を絞って、食事を減らすようにしてみましょう。
方法は「全体的に量を減らす」「おかずだけ食べてご飯は食べないようにする」など、ご自分のやりやすい方法でOKです。いつもの半分のエネルギー量になるように心がけましょう。
この際、守ってもらいたいポイントは2つあります。

《その1》野菜類・きのこ類・こんにゃく類・海藻類をとり入れる
とり過ぎたエネルギーを代謝するために、ビタミン・ミネラルは欠かせません。
野菜類・きのこ類・こんにゃく・海藻類は低カロリーであり、ビタミン・ミネラルが豊富です。カサ増し効果が期待できるだけでなく、余分な脂肪の吸収をおさえ、腸を掃除してくれる食物繊維もたっぷりです。

《その2》軽く食べたらすぐ寝る
「食べてすぐ寝ると太る」と言われますが、実は起きていても、眠っていても、消化吸収の速度は変わりません。寝る時間までテレビを見ながら間食してしまうくらいなら、胃に負担のかからない程度に軽い食事を済ませ、寝ることをおすすめします。そのほうが、食べたいことを我慢するストレスも軽減でき、睡眠不足も解消され、一石二鳥です。

 

飲み会の翌日から3日間ほど、これらのポイントを意識していれば、体重はすぐに元に戻ります。普段の生活で無理なく上手にコントロールしましょう!
⇒後悔する前に!食べ過ぎをリセットするためには

【執筆者】
コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。

衞藤敬子

管理栄養士
衞藤敬子

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