野菜ジュースで栄養はとれる?管理栄養士が解説!

「カラダによさそう」「何となく飲んだ方がいいかも」と野菜ジュースを手に取っていませんか?実は、栄養補給の観点からも野菜ジュースはとても有効なんですよ。気になる野菜ジュースの栄養について管理栄養士が解説します。

YJイメージ③

野菜ジュースで本当に野菜の栄養が摂れるの?

「生野菜」の方が、「野菜ジュース」よりも、栄養の吸収率が高いと思っていませんか?
確かに、食物繊維やビタミンCのように、「生野菜」の方が高いものもあります。
しかし、「野菜ジュース」の方が高いものも、実はたくさんあるのです。例えば、リコピンは約3.8倍、βカロテンも約1.5倍栄養の吸収率が高いんです。(※1)

リコピンカロテングラフ

なぜ栄養吸収率が高まるのか?

ジュースにしたほうが栄養の吸収率が高まるのはなぜでしょうか?

これに大きく関係しているのが、野菜の細胞の外側を覆う「細胞壁」です。大事な栄養素は、「細胞壁」の中に詰まっているため、吸収するには壊す必要があります。しかし、肉や魚と異なり、野菜の「細胞壁」は非常に強固です。それを壊すには、2つの方法があります。

1) 調理で“加熱”する

2) ジューサーなどで“破砕”する

野菜ジュースにする過程で、1,2を行っているので、野菜ジュースの方が栄養吸収率が高まるものもあるんですね。よく言われる「しっかり噛んで食べましょう」と言うのは、この壁を破砕するためでもありますよ。

野菜ジュースにすることで栄養吸収率が高まるβカロテンは、皮膚の発育を正常に保ったり、粘膜を丈夫にする役割を持っています。乾燥肌や風邪が気になる寒い時期、「生野菜」では補いきれない毎日の栄養の補助としても、「野菜ジュース」を有効活用しましょう!

 

【参考】※1
カゴメ株式会社:野菜ジュースのホント 野菜ジュースに野菜と同じ栄養はあるの? : http://www.kagome.co.jp/campaign/honto/nutrition/#Q1 (最終閲覧日2016/11/30)

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