2015年ランキング!ダイエッターが積極的に食べていた市販食品ベスト10

ダイエットサイトあすけん(http://www.asken.jp/)において、2015年1〜11月にユーザーが入力した約1億件の食事記録から市販食品のみの記録回数を集計した調査結果をまとめました。
健康やダイエットを意識している人がどんなものを選んでいるのか、気になる方も多いはず。
あすけん」の約10万件の食品データから記録されたランキングからは、ダイエットならではの商品をはじめ、2015年に話題となった「食べると特定の効果を期待できる」という機能性に着目した商品の活用も見られました。

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2015年ダイエッターが選んだ市販食品ランキングTOP10

1位:フルーツグラノーラ フルグラ(カルビー)

記録回数 220,252回
昨年と同じく、堂々第1位のフルーツグラノーラ。
「フルーツグラノーラ」は食物繊維などが多く含まれた栄養豊富な食品。「朝食を抜くと逆に太る」という考えが浸透し、手軽ということで、朝食にフルーツグラノーラを適量食べるという人が増えてきています。その中でもカルビーの「フルーツグラノーラ フルグラ」が一番人気でした。
ただ、グラノーラはシリアルをシロップでコーティングしているため、カロリーは1人前(約50g)で223kcalと少し高め。量は1人前までとし、おいしくても食べ過ぎないことがポイントです。ストイックにダイエットしたい場合は、シロップでコーティングしていない「ミューズリー」や「オールブラン」もおすすめです。

 

2位:野菜一日これ一本(カゴメ)

記録回数139,866回
こちらも根強い人気の「野菜一日これ一本」。不足しやすい野菜を手軽に補える野菜ジュースは、ダイエッターにも大人気です。甘さ控えめで低カロリーなところが人気のようです。

ちなみに、「1日分の野菜を使用」と書いていても、1本飲めば1日分の野菜を摂れるということではありません。野菜ジュースに加工する際に、熱に弱いビタミンCや本来野菜に含まれる微量栄養素は失われます。野菜ジュースは野菜料理1~2品程度の代わりと考え、通常の野菜料理も合わせて食べるようにしましょう。
⇒野菜不足を補うコツはこちら

 

3位:調製豆乳(キッコーマン飲料)

記録回数133,512回
とくに女性に支持を得ている豆乳は、牛乳よりも脂質が少なく、女性ホルモン同様の働きをするイソフラボンが含まれることから、美容目的で愛飲している方も多く見られます。また、鉄・ビタミンEといった女性に必要な栄養素も豊富です。

一見、牛乳と豆乳は似ていますが、栄養素的にみるとまったく違う食品。たとえば、牛乳100gには、カルシウムが110mg含まれますが、豆乳にはわずか15mg。逆に鉄は牛乳にはほとんど含まれず、豆乳には、1.2㎎含まれます。
最近では、カフェラテではなく豆乳を牛乳代わりに利用する「ソイラテ」も大人気。貧血や冷えの改善・美容対策には、豆乳を使ったソイラテはおすすめです。
⇒選ぶならどっち?ソイラテorカフェラテはこちら

 

4位:1日分の野菜(伊藤園)

記録回数123,947回
昨年同様、4位にランクイン!野菜ジュースとして2位になるのが「1日分の野菜」です。
果物が入っている野菜ジュースが多い中、「野菜だけを30種類も使っている」という点が支持されている理由のようです。

 

5位:マルチビタミン 1日1粒 (DHC)

記録回数119,916回
昨年6位だったマルチビタミン(DHC)が、5位にランクアップ。
マルチビタミンは栄養素の不足が気になる人の手軽な解決策として多く選ばれています。マルチビタミン以外では、24位にヘム鉄(DHC)、29位にマルチミネラル(DHC)がランクインしました。

ダイエット中はカロリーだけでなく必要な栄養素を補うことが大切です。食事から栄養を補うことが基本ですが、足りない分はサプリメントを有効活用するのもよいでしょう。

 

6位:ナチュレ恵megumi 脂肪ゼロ0(雪印メグミルク)

記録回数114,613回
昨年8位から6位にランクアップ。ヨーグルトは、朝食や間食に利用されるダイエット中の定番食品です。乳酸菌の働きにより、お通じの改善が期待できるところも人気のポイント。

プレーンヨーグルトは、シリアルやドライフルーツ、果物と一緒に食べるのがおすすめです。これらに豊富な食物繊維は、ビフィズス菌のエサとなり増殖を助けるためヨーグルトとの相性もバツグン。自然な甘みも加わり、おいしくいただけます。
⇒腸内をキレイにする3つの成分はこちら

 

7位:ビヒダスBB536 プレーンヨーグルト 脂肪0(森永乳業)

記録回数104,371回
6位に続いて、脂肪ゼロのヨーグルトがもうひとつランクイン。ダイエット中にカロリーを抑えるという点で、「脂肪ゼロ」「低脂肪」の食品はとても人気です。比較をすると、普通のヨーグルト(100g)は約65kcalですが、脂肪ゼロ(100g)の場合は約45kcalなので、約20kcalを抑えることができます。
「たったそれだけ?」という気もしますが、ダイエットにおいては積み重ねが大切。こういった意味で、脂肪ゼロが根強い人気だと言えそうです。

 

8位:ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル(大塚製薬)

記録回数66,628回
5位に引き続き、ネーチャーメイドのマルチビタミンがランクイン。コンビニやドラックストアで手軽に手に入るビタミン剤に人気が集まっています。
バランスのよい食事を心掛け、それでも「最近不足が続いている」「ちょっと疲れが溜まっている」というときには上手に活用しましょう。
⇒上手なサプリの摂り方はこちら

 

9位:明治ブルガリアヨーグルトLB81 そのままおいしい脂肪0 プレーン(明治)

記録回数65,785回
TOP10内に三つ目となる脂肪ゼロのヨーグルトがランクイン。
この「明治ブルガリアヨーグルトLB81ヨーグルト」は、整腸作用が認められている特定保健用食品(トクホ)です。今年は特定保健用食品以外にも、2015年春からスタートした機能性表示食品や、「食べると特定の効果が期待できる」という機能性ヨーグルトの人気が高い傾向でした。

14位に特定保健用食品の「ブルガリアヨーグルトLB81 プレーン (明治)」、18位に機能性表示食品の「朝食プロバイオティクスヨーグルト BifiX 脂肪ゼロ(グリコ乳業)」、33位に風邪・インフルエンザの罹患リスク低下効果を期待できる機能性ヨーグルト「明治ヨーグルトR-1 ドリンクタイプ(明治)」がランクインしています。
⇒ヨーグルトの働きはこちら

 

10位:サラダチキン(プレーン)(セブンプレミアム)

記録回数64,677回
昨年17位だったサラダチキンが10位に登場。 ジョギングや筋トレをする男性に圧倒的な支持を得ていましたが、今年もその傾向を引き継いでいます。

料理でアレンジしやすいオーソドックスのプレーンが一番人気ですが、サラダチキン(ハーブ)も21位と上位にランクインしました。

 

番外編

17位:オールブラン オリジナル(日本ケロッグ)

記録回数48,812回
食物繊維が不足しやすい人におすすめなのが、オールブラン。1食分(40g)で食物繊維を12.9gも摂れる優れものです。ですが、そのままでは少し食べづらいため、フルーツグラノーラと混ぜたり、ヨーグルトやフルーツと一緒に食べたりする人が多いようです。ダイエット中に欠かせない食物繊維を増やすサポート食品として、上手に活用できるといいですね。

 

20位:ごろっと大豆のグラノーラ(日清シスコ)

記録回数45,951回
根強い人気のグラノーラ。フルーツではなく、大豆をたくさん使ったグラノーラで、ヘルシー志向のダイエッターに人気のようです。昨年の115位から大幅にランクアップ。カルビーの「フルグラ」が人気をけん引して多数のフルーツグラノラが上位にランクインしました。

 

27位:オーガニックバージンココナッツオイル(むそう商事)

記録回数40,698回
今年のスーパーフードの顔といえば、「ココナッツオイル」。一般的な油より燃えやすいとされる中鎖脂肪酸が主成分であることから”太りにくい油”として話題になりました。ダイエッターの強い味方として、2016年も引き続き支持を得そうです。
⇒ココナッツオイルの栄養と効果はこちら

 

57位:金のつぶ 納豆ほね元気(ミツカン)

記録回数28,359回
特定保健用食品の納豆で、昨年184位から57位にランクアップ。
この納豆は、ビタミンKが通常の納豆よりも多く、骨強化に特化した商品になります。健康ブームの昨今、発酵食品のチカラが見直されていることもあり、「食べるなら効果を期待できるもの」「発酵食品かつ骨強化(骨粗鬆症対策)できる」という点で選ばれたのかもしれません。

 

79位:糖質0g麺(紀文食品)

記録回数21,307回
低糖質の食品は、糖質を気にする人や糖質オフダイエットをしている人に根強い人気です。この影響からか、「糖質0g麺」は昨年173位から79位ランクアップ。1パック(180g)のカロリーは30kcal、糖質0(ゼロ)、食物繊維10.6g。糖質オフのニーズは、来年も益々高まりそうな予感です。

いかがでしたでしょうか?
上位は2014年と比較してもあまり変動はありませんでしたが、2015年らしさのある商品もたくさんあり、健康やダイエットを意識して食品選びをしていることが窺える結果となりました。
ダイエット中こそ、必要な栄養を食事からとり入れることはとても重要。話題の商品だけに走るのではなく、健康を考えたうえでカシコイ食品選びをしていきたいですね。

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