太りにくいって本当?ココナッツオイルの特徴と効果

最近話題のココナッツオイルは、健康や美容・ダイエットに良いといわれています。芸能人も愛用していて、テレビやインターネットでも取り上げられ、ますます関心を集めています。
ココナッツオイルの特徴を知って、普段の食生活でとり入れてみましょう。

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太りにくいと言われる理由は、燃焼されやすい”中鎖脂肪酸”

キャノーラ油やサラダ油・ラードなど一般的に使われている油と、ココナッツオイルの大きな違いは、主成分の「脂肪酸」の種類です。一般的な油のほとんどが「長鎖脂肪酸」なのに対して、ココナッツオイルは、燃焼されやすい「中鎖脂肪酸」を多く含んでいます。

中鎖脂肪酸とは

中鎖脂肪酸は水になじみやすく、長鎖脂肪酸と比べると4~5倍も早く分解されて、エネルギー利用されるのが特徴。効率よくエネルギーとして燃やされるので、カラダに脂肪として蓄積されずらく、ダイエットにも強い味方です。

中鎖脂肪酸は天然成分で、ココナッツのほかに、パームフルーツや牛乳、母乳などにも含まれています。

 

ココナッツオイルに期待できる効果

抗酸化作用

ココナッツオイルには、抗酸化作用のあるビタミンE が豊富に含まれているのでアンチエイジング効果が期待できます。

コレステロール低下

脂肪酸のなかでも、善玉コレステロールを増やす「ラウリン酸」が豊富で、血中の悪玉コレステロール値を抑える効果があります。

脳の活性化

中鎖脂肪酸は、ケトン体の生産効率を高める働きがあります。ケトン体とは、肝臓で脂肪が分解されるときにつくられる物質で、脳にエネルギーを供給するために用いられます。
脳の活性化だけでなく、認知症にも効果があるといわれています。

ダイエット効果

中鎖脂肪酸により、脂肪がすばやくエネルギーへと分解します。また、腸の働きを整えて、便秘を解消する働きもあるためダイエットに効果があるといわれています。

 

ココナッツオイルの良さがわかっていても、どのように使ったらいいのか悩みますよね。
普段飲んでいるコーヒーや紅茶に少量のココナッツオイルを入れたり、調理の時の油をココナッツオイルに変えてみたりしましょう。また、ココナッツオイルがかたいときは湯煎して、やわらかくしたり、液状にしたりして使ってみましょう。
ぜひ、普段の食生活にとり入れて、健康に美容に、そしてダイエットに役立ててみて下さい。

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